ご近所不倫が発覚したらどうすべきか知りたいと悩んでいませんか?
ご近所さんの間で、不倫の噂が広まってしまうのではないかと不安になりますよね。
ご近所不倫が発覚すると、以下の3つのようなリスクが生じやすいです。
リスク2:証拠が集められやすい
リスク3:日常生活に悪影響のおそれ
中には、引っ越しを求められることや、引っ越しせざるを得ない状態に追い込まれてしまう方もいます。
実は、ご近所不倫では慰謝料請求以外のリスクも大きく、状況に応じた解決をしていくことが重要になるのです。
例えば、近所で不倫の噂を広めないようにするには、示談書に口外禁止条項等を入れることになります。
この記事を通して、ご近所不倫における適切な対処法を知っていただければと思います。
今回は、ご近所不倫のリスクを解説した上で、慰謝料請求への対処法を解説していきます。
具体的には以下の流れで解説していきます。
この記事を読めば、ご近所不倫における適切な対処法がよくわかるはずです。
目次
1章 ご近所不倫のリスク3つ
ご近所不倫には、法的リスクだけでなく様々なリスクが潜んでいます。
例えば、ご近所不倫のリスクには以下の3つがあります。
リスク2:証拠を集めやすい
リスク3:日常生活に悪影響のおそれ
それでは、各リスクについて順番に解説していきます。
1-1 リスク1:慰謝料請求のおそれ
ご近所不倫のリスク1つ目は、慰謝料請求のおそれがあることです。
なぜなら、不倫によって配偶者に精神的苦痛を与えることになるためです。
ここでいう不倫とは、既婚者が配偶者以外の人と肉体関係を持つことをいいます。
そのため、既婚者が配偶者以外の人と肉体関係を持った場合、慰謝料を請求されるおそれがあります。
浮気と不倫の違いについては、以下の記事で詳しく解説しています。
また、不倫慰謝料請求は、示談で解決することもありますが、以下の場合には裁判にまで発展することがあります。
・交渉態度が不誠実である
・話し合いの前提となる共通認識を構築できない
・妥当な慰謝料金額の認識に乖離がある
不倫裁判になりやすいケースついては、以下の記事で詳しく解説しています。
1-2 リスク2:証拠を集めやすい
ご近所不倫のリスク2つ目は、証拠を集めやすいことです。
不倫慰謝料請求が認められるには、不倫の証拠が重要になります。
ご近所不倫では、情報の少ない一般的な不倫と比較して不倫の情報が出回りやすく、こうした情報をヒントに証拠が集めやすくなるのです。
例えば、ご近所には顔見知りが多いため、「○○さんと○○さんが一緒にいた」等の目的情報が出回りやすいでしょう。
そのため、ご近所不倫では証拠を集めやすいといったリスクがあります。
不倫の証拠については、以下の記事で詳しく解説しています。
1-3 リスク3:日常生活に悪影響のおそれ
ご近所不倫のリスク3つ目は、日常生活に悪影響のおそれがあることです。
ご近所不倫が発覚すると、ご近所で噂が広がってしまうこともあります。
噂が広がると、ご近所さんとの信頼関係にも影響し、最悪の場合には嫌がらせやいじめに発展することもあります。
こうなると日常生活にも支障が生じ、最終的には引っ越しを選択するしかないといった状況に追い込まれてしまうこともあります。
そのため、ご近所不倫には日常生活に重大な悪影響を生じるおそれがあります。
2章 ご近所不倫による慰謝料請求への対処法3つ
トラブルの拡大を防ぐためにも、ご近所不倫による慰謝料請求には適切に対処していくことが重要です。
ご近所不倫による慰謝料請求への対処法は、以下の3つです。
対処法2:減額交渉をする
対処法3:弁護士に相談する
それでは、各対処法について順番に解説していきます。
2-1 対処法1:すぐに不倫をやめる
ご近所不倫による慰謝料請求への対処法1つ目は、すぐに不倫をやめることです。
慰謝料の金額は、様々な事情を考慮して決められます。
考慮される事情の中には、不倫発覚後における行動が金額に影響してくることもあります。
例えば、不倫が発覚した後も不倫を続けていた場合には、慰謝料の増額要素として考慮される可能性があります。
そのため、不倫が発覚したら、すぐに不倫をやめるようにしましょう。
不倫慰謝料請求で考慮される事情については、以下の記事で詳しく解説しています。
2-2 対処法2:減額交渉をする
ご近所不倫による慰謝料請求への対処法2つ目は、減額交渉をすることです。
不倫慰謝料請求の相場は、10万~300万円程度とされています。
具体的な相場の金額は、以下のようになっています。
このように慰謝料の金額は複数の事情を考慮するため、離婚したからといって必ず300万円に近い金額になるとは限りません。
しかし、実際の請求金額は相場よりも高い金額が設定されやすくなっています。
そのため、請求金額が相場よりも高いと感じたら、減額交渉していくことが重要です。
上手な減額交渉の方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
2-3 対処法3:弁護士に相談する
ご近所不倫による慰謝料請求への対処法3つ目は、弁護士に相談することです。
ご近所不倫では、不倫の噂が広がってしまう等、不倫トラブルが拡大するのを防ぐことが重要になります。
トラブルの拡大を防ぐためには、書面に口外禁止条項を入れるなど適切な解決をすることが求められます。
しかし、実効的な書面を作成するには、法的知識が要求される部分もあり判断に悩むこともあるかと思います。
また、相手の弁護士からの内容証明による慰謝料請求は、裁判を見据えた請求方法です。
この場合、早期に解決できる最後のチャンスとなるため、早い段階で対応していくことが必要になります。
そのため、内容証明で慰謝料請求が届いたら、弁護士に相談することをおすすめします。
3章 引っ越し要求に応じる義務はある?
ご近所不倫が発覚すると、不倫の再燃防止や会いたくないといった理由から、引っ越しを求められることがあります。
しかし、配偶者から引っ越しを求められても、これに応じる義務はありません。
なぜなら、不倫によって生じる法的責任は、慰謝料請求や離婚請求が主なものになるためです。
もっとも、慰謝料の減額交渉の場面では、引っ越しの要求が意味を持つこともあります。
これは、示談交渉等では互いに譲歩することが重要なため、引っ越しに応じることで、慰謝料の減額に応じてもらえることもあります。
そのため、引っ越しの要求に応じる義務はありませんが、引っ越しに応じることを検討することもあります。
4章 慰謝料の減額交渉はリバティ・ベル法律事務所にお任せ
慰謝料の減額交渉については、是非、リバティ・ベル法律事務所にお任せください。
慰謝料の減額交渉については、交渉力の格差が減額金額に大きく影響してきます。
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5章 まとめ
今回は、ご近所不倫のリスクを解説した上で、慰謝料請求への対処法を解説しました。
この記事の要点をまとめると、以下の通りです。
・ご近所不倫のリスクは以下の3つです。
リスク1:慰謝料請求のおそれ
リスク2:証拠を集めやすい
リスク3:日常生活に悪影響のおそれ
・ご近所不倫による慰謝料請求への対処法は以下の3つです。
対処法1:すぐに不倫をやめる
対処法2:減額交渉をする
対処法3:弁護士に相談する
・引っ越しの要求に応じる義務はありませんが、引っ越しを条件として慰謝料の減額を交渉できることがあります。
この記事が、ご近所不倫による慰謝料請求への対処法について知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。
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