慰謝料請求の回答書の文例5選!誰でも書ける簡単な書き方を解説【テンプレート(雛型)・サンプル付き】

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弁護士 籾山 善臣

リバティ・ベル法律事務所|神奈川県弁護士会所属
取扱分野は、浮気・不倫問題、離婚問題、労働問題等。
敷居の低い弁護士を目指し、依頼者に寄り添った、クライアントファーストな弁護活動を心掛けている。持ち前のフットワークの軽さにより、スピーディーな対応が可能。

慰謝料請求に対する回答書をどう書いたらいいか知りたいと悩んでいませんか

普段書かない回答書をいきなり作ることになっても、実際にどう書けばいいか分かりませんよね。

回答書の文例は、ケースごとに異なりますが代表的なものを一つ挙げると以下のとおりです。

回答書【ひな形】代表例

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※適切な回答書については事案により異なりますので、適宜ご修正下さい。ひな形の利用に伴い損害等が生じた場合でも、当サイトでは一切責任を負いかねますので、自己責任でお願いいたします。
※PDFの通知書については、具体的な事情についての記載を省略しています。

回答書には法的に決まった書き方はありません。しかし、いくつかのポイントはあり、おすすめの書き方があります

具体的には、不倫慰謝料請求書の以下のような点を確認しながら記載していきます。

☑ 確認事項1:請求の対象とされている不倫の事実
☑ 確認事項2:請求金額
☑ 確認事項3:妥当な慰謝料金額
 ☑ 別居・離婚の有無
 ☑ 婚姻期間
 ☑ 不倫の期間・回数
 ☑ 未成熟子の有無
☑ 確認事項4:回答期限

(※参考:不倫慰謝料を請求されたらすぐ支払わない!上手な減額交渉の方法4つ)

回答書を書く際の考え方や文例を知ることで、最低限の回答書の作成が可能となります。

ただし、慰謝料の交渉で難しいのは、回答書の作成ではなく、その後の減額交渉です。

見通しを立てた上で、判例の相場観などを前提に説得を行う必要があるため、一朝一夕でできるものではありません。

そのため、慰謝料を請求された場合には、一度は弁護士に相談してみることを強くおすすめします

もっとも、費用の関係でどうしても弁護士をつけることができない方などもいるでしょう。

そこで、この記事では、慰謝料請求の回答書を書いたことがない方に向けて、簡単に書き方を説明していきますので、一緒に確認してきましょう。

今回は、慰謝料請求の回答書の文例を5つ紹介したうえで、誰でも書けるように簡単な書き方を解説していきます。

具体的には以下の流れで説明していきます。

この記事を読めば、慰謝料請求に対する回答書の書き方がよくわかるはずです。

目次

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1章 ケース別!慰謝料請求の回答書の文例5選

不倫慰謝料請求の回答方法は、ケースによって異なります。

代表的な文例としては、例えば以下のようなものが挙げられます。

文例1:慰謝料の請求金額が高すぎる場合
文例2:慰謝料を支払うお金がない場合
文例3:肉体関係がなかった場合
文例4:既婚者だと知らなかった場合
文例5:夫婦関係が破綻していた場合

それでは各文例について順番に説明していきます。

1―1 文例1:慰謝料の請求金額が高すぎる場合

回答書の文例1つ目は、慰謝料の請求金額が高すぎる場合です。

慰謝料の金額が高すぎる場合、謝罪の意思を示して、減額要素の説明することになるでしょう。

例えば、以下のとおりです。

回答書【ひな形】慰謝料の請求金額が高すぎる

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1-2 文例2:慰謝料を支払うお金がない場合

回答書の文例2つ目は、慰謝料を支払うお金がない場合です。

慰謝料を支払うお金がない場合、謝罪の意思を示したえで、資力がないことを説明して支払方法等を協議することになるでしょう。

例えば、以下のとおりです。

回答書【ひな形】慰謝料を支払うお金がない

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1-3 文例3:肉体関係がなかった場合

回答書の文例3つ目は、肉体関係がなかった場合です。

肉体関係がなかった場合、不倫の事実を否定したうえで、慰謝料の支払を拒絶することになるでしょう。

例えば、以下のとおりです。

回答書【ひな形】肉体関係がなかった

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1-4 文例4:既婚者だと知らなかった場合

回答書の文例4つ目は、既婚者だと知らなかった場合です。

既婚者だと知らなかった場合、独身だと考えていたことやその理由を説明したうえで、慰謝料の支払を拒絶することになるでしょう。

例えば、以下のとおりです。

回答書【ひな形】既婚者だと知らなかった

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1-5 文例5:夫婦関係が破綻していた場合

回答書の文例5つ目は、夫婦関係が破綻していた場合です。

夫婦関係が破綻していた場合、夫婦関係の破綻とその理由を説明したうえで、慰謝料の支払を拒絶することになるでしょう。

例えば、以下のとおりです。

回答書【ひな形】夫婦関係が破綻していた

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~慰謝料請求の無視は禁物!回答書の必要性~

慰謝料を請求された場合、絶対に無視してはいけません

慰謝料請求を無視すると、あなた自身にリスクが生じてしまうためです。

例えば、以下のようなリスクが考えられます。
・裁判となり強制執行されるリスク
・慰謝料が増額するリスク
・感情的対立が深まるリスク

いずれもあなたにとって不利なものばかりなので、できれば避けたいものです。

そのため、リスクを避けるためにも、回答書を作成し相手に返答する必要があるといえるでしょう。

慰謝料請求をされた場合に無視するとどうなるかについては以下の記事で詳しく解説しています。


2章 あなたはどのケース?慰謝料請求書の確認事項4つ

慰謝料を請求されたら、最初に確認すべき事項があります。

今後の方針や事件の見通しを立てるためにも、回答書を書く前に確認する必要があるためです。

慰謝料請求書の確認事項としては、以下のとおりです。

確認事項1:記載内容が正しいか
確認事項2:慰謝料の金額と相場
確認事項3:慰謝料の支払・回答期限
確認事項4:時効が完成しているか

それでは各事項について順番に説明していきます。

2-1 確認事項1:記載内容が正しいか

慰謝料請求書の確認事項1つ目は、記載内容が正しいかです。

あなたがどのような行為をしたことについて慰謝料を請求されているのかを確認しなければ、慰謝料を支払うべきかどうか判断できないためです。

不倫慰謝料請求書【例】 不貞の対象となる事実の確認方法

例えば、慰謝料請求書には、あなたと請求者の配偶者が肉体関係をもったと記載されていたとします。

しかし、実際にはあなた一緒に食事をしただけで肉体関係をもっていなかったので、慰謝料を支払う必要はありません。

また、例えば、慰謝料請求書には、あなたと請求者の配偶者が3年間にわたり不貞関係にあったと記載されていたとしましょう。

しかし、実際には不貞関係にあったのが1年だけだったとします。その場合には、慰謝料金額は3年の場合よりも低くなるでしょう。

2-2 確認事項2:慰謝料の金額と相場

慰謝料請求書の確認事項2つ目は、慰謝料の金額と相場です。

慰謝料の相場は、おおよそ10万円~300万円とされています。

具体的な、算定要素などは以下の表のとおりです。

慰謝料の金額と相場は、防御に使う費用と労力を判断するための材料にもなります。

不倫慰謝料請求書【例】請求金額の確認方法

例えば、請求金額が50万円で相場とも近かった場合には、弁護士を入れて減額しようとしても費用倒れとなってしまうこともあります。

他方で、300万円の慰謝料を請求されており、相場では100万円前後である場合には、弁護士費用を支払っても、減額による利益の方がずっと大きいことになります。

2-3 確認事項3:慰謝料の支払・回答期限

慰謝料請求書の確認事項3つ目は、慰謝料の支払・回答期限です。

請求書に記載されている支払・回答期限に法的拘束力はありません。

しかし、文中に支払いがなければ法的措置を執る、との記載がある場合には注意が必要です。

支払期限を徒過した場合、訴訟を提起されてしまうおそれがあるのです。

不倫慰謝料請求書【例】回答期限

また、回答期限は相手が返答を期待しているものともいえます。

期限内に返答がなければ、不誠実だと受け取られてしまうこともあるのです。

そのため、慰謝料請求書が届いた場合、期限がいつまでなのかを確認しておきましょう。

2-4 確認事項4:時効が完成しているか

慰謝料請求書の確認事項4つ目は、時効が完成しているか

時効が完成している場合、慰謝料を支払う必要がないためです。

不倫慰謝料の場合、相手が不倫の事実を知った時から3年、または不倫の事実があった時から20年で時効によって消滅します。

不倫慰謝料請求書【例】時効

注意が必要なのは、時効が成立した後であっても、あなたが慰謝料を支払うと認めてしまうと、時効を使うことができなくなってしまう可能性があることです。

長期間経っている場合には、安易に慰謝料を支払うなどの約束をしないように注意しましょう。

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3章 慰謝料請求書への回答書の簡単な書き方!ポイント7つ

回答書に決まった書き方はありませんが、書きやすくなるポイントがあります。

回答書の簡単な書き方のポイントは以下のとおりです。

ポイント1:タイトルは簡潔に
ポイント2:どの書面に対する回答か明確に
ポイント3:差出人の名前と受取人の名前を書く
ポイント4:日付を書く
ポイント5:感情を逆撫でしない
ポイント6:回答書の記載は端的にわかりやすく
ポイント7:相手方の記載に対して回答していくのが原則

それでは各ポイントについて順番に説明していきます。

3-1 ポイント1:タイトルは簡潔に

慰謝料請求書の簡単な書き方のポイント1つ目は、タイトルは簡潔にすることです。

書類にタイトルをつけることで、書類を交渉で用いる際に示しやすくなるためです。

必要以上に長くすると、書類を探すことが難しくなってしまいます。

そのため、タイトルは簡潔に「回答書」とだけ記載するようにしましょう

3-2 ポイント2:どの書面に対する回答か明確に

慰謝料請求書の簡単な書き方のポイント2つ目は、どの書面に対する回答か明確にすることです。

どの書面に回答しているかわからないと、回答していないのと変わらないためです。

例えば、以下のように記載します。

「貴殿から送付された令和●年●月●日付け通知書を拝受しました。これに対して、以下のとおり回答いたします。」

最初に送られてくる書類は「通知書」、回答書以降のやり取りは「ご連絡」といったように、簡潔なタイトルで送られてくることが多いのです。

そのため、書に記載された日付でどの書類かを特定する必要があるでしょう。

3-3 ポイント3:差出人の名前と受取人の名前を書く

慰謝料請求書の簡単な書き方のポイント3つ目は、差出人の名前と受取人の名前を書くことです。

差出人と受取人の名前が書かれていないと、誰が誰に出した回答書なのかがわからないためです。

また、せっかく回答書が作成しても、受取人に読んでもらわなければ意味がありません。

受取人が記載されていないと、受取人以外の人が内容を読んでしまうおそれがあるのです。

不倫に関する書類は内容が繊細ですから、受取人が確実に受け取れるようにする必要があります。

そのため、差出人と受取人は必ず記載するようにしましょう

3-4 ポイント4:日付を書く

慰謝料請求書の簡単な書き方のポイント4つ目は、日付を書くことです。

慰謝料請求では、当事者間で何度もやりとりすることもあります。

簡潔なタイトルのものが多いことから、同じ名前の書類が複数生じることもあるのです。

そのため、日付は、他の書類と区別するために必要なので、記載するようにしましょう。

3-5 ポイント5:感情を逆撫でしない

慰謝料請求書の簡単な書き方のポイント5つ目は、感情を逆撫でしないことです。

相手の感情を逆撫でしてしまった場合、感情的な対立が深まり裁判にまで至るということもあります。

回答書は、あくまでも請求に対するあなたの方針を示すものです。

余計な表現や感情的な言葉は避けて、誤解が生じないよう正確な言葉を用いるようにしましょう

3-6 ポイント6:回答書の記載は端的にわかりやすく

慰謝料請求書の簡単な書き方のポイント6つ目は、回答書の記載は端的にわかりやすくすることです。

回答書の内容が複雑だと、誤解が生じたりするおそれがあるためです。

回答書の内容は、その後の交渉に繋がってくるので、できる限り正確な内容を心掛ける必要があります

そのため、回答書の記載は端的にわかりやすい表現にするといいでしょう。

3-7 ポイント7:相手方の記載に対して回答していくのが原則

慰謝料請求書の簡単な書き方のポイント7つ目は、相手方の記載に対して回答していくことです。

回答書という性質上、基本的には、相手方の記載に1つ1つ答えていくことになります。

例えば、不倫の事実に関する記載であれば、不倫の事実が正しいのかを答えることになるでしょう。

ただし、中にはあえて回答する必要のない部分などもありますので、そのような場合には触れないでおくこともあります


4章 おすすめの回答書の送付方法3つ

回答書の送り方としては、様々な方法があります。

ここでは、おすすめの回答書の送付方法をご紹介していきます。

方法1:特定記録郵便|相手方本人の場合等
方法2:FAX|弁護士からの通知の場合等
方法3:内容証明郵便|時効を援用する場合等

それでは各方法について順番に説明していきます。

4-1 方法1:特定記録郵便・レターパックライト|必ず写しをとっておく

おすすめの回答書の送付方法1つ目は、特定記録郵便・レターパックライトです

特定記録郵便とは、郵便物やゆうメールの引受けを記録するサービスです(※参考:特定記録 | 日本郵便株式会社 )。

レターパックライトとは、ポストへの投函・郵便窓口への差出しを選択できる、日本郵便が提供している郵便方法の1つをいいます。

交付方法が郵便受けへの投函なので、相手に受け取ってもらいやすくなっています

そして、普通郵便と異なり配達状況を記録することができますので、相手方に配達されたかどうか状況を把握することができます

ただし、配達証明を付けることができないので、配達証明書をもらうことはできず、サイトから配達状況を追跡することになります(※参考:郵便追跡サービス – 日本郵便 )。

そのため、特定記録郵便やレターパックライトを利用する際は、必ず写しをとっておくようにしましょう。

4-2 方法2:FAX|弁護士からの通知の場合等

おすすめの回答書の送付方法2つ目は、FAXです。

FAXは、遠隔地間で書類の送受信と印刷を可能にするものです。

回線でのやり取りなので相手方に届くまでの時間や手間が少なく、便利な方法といえます。

慰謝料請求で相手方弁護士を立てている場合、請求書に弁護士のFAX番号が記載されていることがあります

そのため、相手方の代理人でもある弁護士にFAXを送ってしまうということも考えられるでしょう。

なお、FAXがない場合には、通常どおり、レターパックライト等で弁護士宛てに郵送することでも足ります

4-3 方法3:内容証明郵便|時効を援用する場合等

おすすめの回答書の送付方法3つ目は、内容証明郵便です。

内容証明郵便とは、一般書留郵便物の内容文書について証明するサービスです。

郵便局に、いつ誰が文書を差し出したかを、謄本によって証明してもらうことができます

回答書で時効を援用する場合に、どの時点で援用をしたのかを明確にさせることができるのです。

そのため、時効を援用する場合は、内容証明郵便を利用するといいでしょう。

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5章 慰謝料を請求されたら弁護士との相談がおすすめ

慰謝料を請求された場合、まずは弁護士に相談することをおすすめします

これまで見てきたように、回答書については、文例を利用することにより自分で最低限のものを作成することはできるでしょう。

しかし、慰謝料を請求された場合に難しいのは、実は回答書の作成ではありません

実際に適正な金額に慰謝料を減額するには、判例の知識や実務相場、交渉の方法やタイミングを熟知している必要があります

例えば、回答書を送付しただけで簡単に相手方が請求金額を下げてくれるかというと、そうとは限りません。

再度、反論の書面が届き、そのまま落としどころを見つけられなければ訴訟になってしまうでしょう。

そのため、慰謝料請求をされた場合には、まずは無料相談などを利用して弁護士に見通しや処理方針を相談することがおすすめなのです。

弁護士を選ぶポイントについては以下の記事で詳しく解説しています。


6章 慰謝料の減額交渉はリバティ・ベル法律事務所にお任せ

慰謝料の減額交渉については、是非、リバティ・ベル法律事務所にお任せください

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7章 まとめ

今回は、慰謝料請求の回答書の文例について解説しました。

この記事の要点を簡単に整理すると以下のとおりです。

まとめ

・ケース別!慰謝料請求の回答書の文例は以下の5つです。
文例1:慰謝料の請求金額が高すぎる場合
文例2:慰謝料を支払うお金がない場合
文例3:肉体関係がなかった場合
文例4:既婚者だと知らなかった場合
文例5:夫婦関係が破綻していた場合

・慰謝料請求書の確認事項は以下の4つです。
確認事項1:記載内容が正しいか
確認事項2:慰謝料の金額と相場
確認事項3:慰謝料の支払期限
確認事項4:時効が完成しているか

・慰謝料請求書への回答書の簡単な書き方!ポイントは以下の7つです。
ポイント1:タイトルは簡潔に
ポイント2:どの書面に対する回答か明確に
ポイント3:差出人の名前と受取人の名前を書く
ポイント4:日付を書く
ポイント5:感情を逆撫でしない
ポイント6:回答書の記載は端的にわかりやすく
ポイント7:相手方の記載に対して回答していくのが原則

・おすすめの回答書の送付方法は以下の3つです。
方法1:特定記録郵便・レターパックライト|必ず写しをとっておく
方法2:FAX|弁護士からの通知の場合等
方法3:内容証明郵便|時効を援用する場合等

この記事が、回答書の書き方を知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。

以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。

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