親が不倫をしていたらどうすればいいか知りたいと悩んでいませんか?
親が不倫していると、大切な家族が離れ離れになってしまうのではないかと不安になりますよね。
親の不倫に気付いた場合、子供が行動を起こすことで状況の悪化を防げることがあります。
親の不倫に気付いた子供が取るべき行動としては、例えば以下のものが挙げられます。
行動2:親に気持ちを伝える
行動3:弁護士に相談する
最も良いのは親の不倫を止められることですが、親の不倫には複雑な問題が絡んでいます。
というのも、親が不倫している場合、子供が大きな悪影響を受けることがあるためです。
実は、親が不倫していることで子供自身がうつ病になってしまい、不倫を止めるどころではなくなってしまうこともあるのです。
そのため、子供としてはまず自分の心を整理するとこから始めていくことが重要になります。
この記事をとおして、親の不倫に気付いた子供が取るべき行動について知っていただければと思います。
今回は、親が不倫している場合に子供が取るべき行動を説明したうえで、親が慰謝料請求された場合の対処法について解説していきます。
具体的には、以下の流れで解説していきます。
この記事を読めば、親の不倫に気付いた子供がどうすべきかよくわかるはずです。
目次
1章 親が不倫してるかも?不倫しているときに表れるサイン3つ
親が不倫している場合、普段とは違う行動が不倫のサインとして表れることがあります。
親が不倫しているときに表れるサインは以下のとおりです。
サイン2:スマホを使う機会が増えた
サイン3:わけもなく優しくなった
それでは各サインについて順番に解説していきます。
1-1 サイン1:身だしなみに気を使うようになった
親が不倫しているときに表れるサイン1つ目は、身だしなみに気を使うようになったことです。
親が急に身だしなみに気を使うようになった場合、不倫をしている可能性があります。
というのも、身だしなみは行く場所に合わせて整えるものなので、普段行く場所とは異なる雰囲気の場所に行っている可能性があるためです。
しかし、外出時に身なりを整えるのは普通のことであり、それだけでは不倫していると見ることは難しいでしょう。
そのため、普段よりも特に力を入れている場合には、不倫をしている可能性があるといえます。
例えば、スカートを履かない人が急に履くようになったり、いつもよりメイクに時間を使っていた場合などが考えられます。
1-2 サイン2:スマホを使う機会が増えた
親が不倫しているときに表れるサイン2つ目は、スマホを使う機会が増えたことです。
親がスマホを使う機会が増えた場合、不倫をしている可能性があります。
というのも、スマホは連絡ツールとして機能するため、不倫相手とやり取りしている可能性があるためです。
しかし、スマホには様々な機能があるため、使う機会が増えただけでは不倫していると見ることは難しいでしょう。
そのため、スマホを肌身離さず持つようになったといえる場合には、不倫をしている可能性があります。
例えば、すぐに返信するため常にスマホの様子を見ていたり、いつもはリビングのテーブルに置いているのに持ち歩くようになった場合などが考えられます。
1―3 サイン3:わけもなく優しくなった
親が不倫しているときに表れるサイン3つ目は、わけもなく優しくなったことです。
親がわけもなく優しくなった場合、不倫をしている可能性があります。
というのも、不倫の罪悪感から、いつもより家族に優しく振舞ってしまうことがあるためです。
しかし、人の考え方は変わることもあるため、優しくなったというだけでは不倫をしていると見ることは難しいでしょう。
そのため、いつもとは違ったリアクションの場合、例えば普段なら絶対に怒る場面で怒らないような場合には、不倫をしている可能性があります。
2章 親の不倫に気付いたらどうすべき?子供が取るべき行動3つ
親の不倫に気付いた場合、子供の行動によって状況の悪化を防げることがあります。
親の不倫に気付いた子供が取るべき行動は以下のとおりです。
行動2:親に気持ちを伝える
行動3:弁護士に相談する
それでは各行動について順番に解説していきます。
2-1 行動1:まずは自分の心を整理する
親の不倫に気付いた子供が取るべき行動1つ目は、まずは自分の心を整理することです。
子供が不倫に気付いた場合、親のために動くよりも前に、子供自身が自分と向き合う必要があります。
というのも、不倫によって自分の将来や家族関係に不安を感じ、精神に大きな悪影響を受けてしまうことがあるためです。
中には、状況の変化に耐えられずうつ病になってしまったという人もいるのです。
そのため、親の不倫に気付いた場合、まずは自分の心を整理していくことが重要になります。
2-2 行動2:親に気持ちを伝える
親の不倫に気付いた子供が取るべき行動2つ目は、親に気持ちを伝えることです。
子供が不倫に気付き不倫を止めさせたいと考えた場合、実際に行動を起こす必要があります。
不倫を止める方法は色々ありますが、まずは日頃の感謝を伝えてくなど穏便な手段から取ることが重要になります。
それでも不倫をやめる様子がなければ、直接不倫をやめて欲しいと伝えることも考えられます。
ただし、不倫を指摘するとかえって家族関係が悪化する事もあるため、タイミングを見計らっていくことが重要になります。
2-3 行動3:弁護士に相談する
親の不倫に気付いた子供が取るべき行動3つ目は、弁護士に相談することです。
不倫に気付くと精神的に不安定になりやすく、誰かに相談したくなる時もあるかと思います。
しかし、友人や知人に相談する場合には、相手を慎重に選ぶ必要があります。
というのも、親が不倫しているという情報が広がることは、子供にとって非常にリスクが大きいためです。
実際、親が不倫していることを知られた子供が、いじめられてしまったということもあるのです。
そのため、誰に相談していいのかわからない場合には、弁護士などの守秘義務がある第三者に相談することも考えられます。
例えば、日本弁護士連合会などでは、子供の人権に関する相談窓口を開いています。
日本弁護士連合会:弁護士会の子どもの人権に関する相談窓口一覧 (nichibenren.or.jp)
3章 子供が親の不倫相手に慰謝料請求することはできない
子供が親の不倫相手に対して慰謝料請求することは、原則としてできないとされています。
というのも、不倫をしていても親は子供を十分に世話することができ、不倫相手のせいで世話を受けられなくなったとはいえないためです。
判例は以下のように説明しています。
「…女性が害意をもつて父親の子に対する監護等を積極的に阻止するなど特段の事情のない限り、右女性の行為は未成年の子に対して不法行為を構成するものではないと解するのが相当である。
けだし、父親がその未成年の子に対し愛情を注ぎ、監護、教育を行うことは、他の女性と同棲するかどうかにかかわりなく、父親自らの意思によって行うことができるのであるから、…右女性の行為との間には相当因果関係がないものといわなければならないからである。」
4章 親が不倫慰謝料の請求をされたら弁護士に相談を
親が不倫慰謝料の請求をされたら、弁護士に相談するように促すべきです。
確かに、慰謝料請求への対応は、弁護士に依頼せずに親自身がすることもできます。
しかし、慰謝料の金額は交渉力によって大きく左右され、状況次第では相場よりも高い金額になることもあります。
例えば、慰謝料の相場が100万円の事件でも、交渉に失敗すれば100万円よりも高い金額になることもあるのです。
このように大きな負担になるのを避けるため、弁護士と相談することが重要になるケースもあります。
具体的には、以下のようなケースでは弁護士を入れた方がいいとされています。
・内容証明郵便が届いている場合
・訴訟になっている場合
そのため、これらのケースにあたる場合、弁護士に相談した方がいいと伝えることが望ましいでしょう。
弁護士を入れた方がいいケースについては、以下の記事で詳しく解説しています。
5章 慰謝料の減額交渉はリバティ・ベル法律事務所にお任せ
慰謝料の減額交渉については、是非、リバティ・ベル法律事務所にお任せください。
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6章 まとめ
今回は、親の不倫について、子供が取るべき行動を説明したうえで、親が慰謝料請求された場合の対処法について解説しました。
この記事の要点をまとめると、以下の通りです。
・親が不倫しているときに表れるサインは以下の3つです。
サイン1:身だしなみに気を遣うようになった
サイン2:スマホを使う機会が増えた
サイン3:わけもなく優しくなった
・親の不倫に気付いた子供が取るべき行動は以下の3つです。
行動1:まずは自分の心を整理する
行動2:親に気持ちを伝える
行動3:弁護士に相談する
・子供が親の不倫相手に慰謝料請求することはできないとされています。
・親が不倫慰謝料の請求をされたら弁護士に相談した方がいいケースもある。
この記事が、親が不倫をしていたらどうすればいいのか知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。
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