不倫の調査をどのように行えばいいか知りたいと悩んでいませんか?
不倫の調査方法はネットで知ることができますが、実際に不倫に直面すると不安になってしまいますよね。
不倫調査の方法としては、以下の3つが挙げられます。
・探偵社に依頼して探偵に調査してもらう方法
・自分、あるいは探偵によって証拠を得た後、弁護士に対応を依頼する方法
しかし、不倫の調査は常にリスクや金銭的な負担と隣り合わせのものになります。
というのも、不倫の調査が行き過ぎてしまうと、違法になってしまうおそれがあるためです。
例えば、不倫相手が許せなかったことから、不倫相手の車にGPSを付けた場合、ストーカー規制法に違反してしまうおそれがあります。
他にも、不倫の調査していることを知られてしまうと、夫婦関係の修復が難しくなるなど状況が悪化するおそれがあります。
また、探偵による調査は自分で調査するよりも有力な証拠を得やすいですが、莫大な費用がかかるうえ、必ずしも証拠が得られるとは限りません。
そのため、不倫の調査は状況に合った適切な方法で行わなければなりません。
今回は、不倫の調査方法について解説したうえで、そのリスクや調査費用を安く抑えるためのポイントを解説していきます。
具体的には以下の流れで解説していきます。
この記事を読めば、不倫の調査についてどうすればいいのかよくわかるはずです。
目次
1章 不倫調査の方法3つ
不倫調査には様々な方法があります。
それぞれメリット、デメリットが大きく異なり、利用するべき状況も変わってきます。
ここではまず、不倫の具体的な調査方法について一緒に確認していきましょう。
方法2:探偵に依頼する方法
方法3:弁護士に依頼する方法
それでは、各方法について説明していきます。
1-1 方法1:自分でする方法
不倫調査の方法の1つ目は、自分で調査する方法です。
自分で調査する最大の利点は、金銭的な負担を小さく行うことができる点でしょう。
一方でリスクも存在するため、それを理解した上で行う必要があります。
自分で調査する方法としては、以下の4つの手段が挙げられます。
手段2:GPS等を利用する
手段3:口頭で確認する
手段4:共通の知人に探りを入れる
それでは各手段について説明していきます。
1-1-1 手段1:身の周りのものをチェックする
自分で調査する手段の1つ目は、身の周りのものをチェックすることです。
不倫調査における一番の常套手段といえる方法です。
電話やSNSの履歴、クレジットカードの利用明細、手帳の予定、SUICA等のIC乗車券の利用履歴など、様々なものから情報を得ることができる可能性があります。
あくまで一例となりますが、具体的には以下の通りです。
不倫の証拠については以下の記事で詳しく解説しています。
ただし、配偶者の携帯電話や財布、鞄などを確認する場合には注意が必要となります。
というのも、調査していることがバレてしまうと、相手に警戒されてしまい、満足な調査結果が得られなくなるおそれがあります。
そのため、身の周りの調査は慎重に行うことが重要となるでしょう。
また、この後説明しますが、確認の方法によっては違法になる可能性もあるので注意が必要です。
1-1-2 手段2:GPS、ボイスレコーダー等を利用する
自分で調査する手段の2つ目は、GPS、ボイスレコーダー等を利用することです。
GPSやボイスレコーダーを利用することで配偶者の動向を確認できる可能性があります。
尾行を行うことでも動向を確認することはできますが、非常に多くの労力と時間がかかる上に、素人の尾行はバレるリスクが高いことも問題です。
これに対して、GPSの履歴を確認できるのであれば、尾行のようなリスクを冒さずに行動を把握することができます。
例えば、夫婦共用の車にGPS機能がついている場合には、その履歴を確認することで、位置情報を把握することができます。
また、自宅や自分にも所有権のある車にボイスレコーダーを仕掛ける行為は罪には問われないため、これも有効な手段といえるでしょう。
他にも、位置情報を把握することができるスマートフォンもアプリなどもあります。
しかし、アプリを入れるには相手方の同意が必要となるので、実際に入れてもらうことは難しいといえます。
1-1-3 手段3:口頭で確認する
自分で調査する手段の3つ目は、口頭で確認することです。
最も簡単な手段として挙げられるのは、本人に口頭で確認する方法です。
しかし、不倫をしている場合、不倫の事実を正直に話してもらえるとは限りません。
加えて、不倫を疑っていることを配偶者本人に知られることで、証拠を消されてしまったり、警戒されてしまうリスクがあります。
特に、不倫の事実認定においては証拠が重要になることが多く、相手方に疑っていることを知られない方がいい場面もあります。
そのため、口頭で確認すべき段階なのかを判断した後、確認すべきと判断した場合には録音などをして確認するといいでしょう。
1-1-4 手段4:共通の知人に探りを入れる
自分で調査する手段の4つ目は、共通の知人に探りを入れることです。
共通の知人がいれば、その知人に変化を確認したり、事実を確認することができるでしょう。
配偶者に対しては警戒していても、知人に対しては不倫の事実を話している可能性があるためです。
しかし、知人の証言は法的手段を取る際の証拠にはしづらいため注意が必要です。
また、その知人が配偶者との関係を重要視していた場合、配偶者に不倫を疑っていることを伝えられてしまう可能性があります。
そのため、探りを入れる知人は注意して選ぶ必要があるでしょう。
1-2 方法2:探偵に依頼する方法
不倫調査の方法の2つ目は、探偵に依頼する方法です。
不倫の調査において一番確実なのは探偵に依頼する方法でしょう。
依頼することで調査のプロともいえる探偵に、尾行や張り込みで証拠を探ってもらうことができます。
一般的に、尾行や張り込みといった行為は、つきまとい行為としてストーカー規制法に違反するおそれがあります。
しかし、探偵の場合、探偵業法という法律のもと、合法的に聞き込みや尾行、張り込みなどを行うことも正当化されやすいです。
探偵による調査は、自分で行う調査に比べて配偶者にバレにくく、法的手段を取るために必要な確たる証拠を得ることができる可能性が高くなります。
しかし、探偵に依頼するとなると、当然費用は掛かります。
探偵事務所毎に料金体系は異なりますが、代表的なプランの費用相場は以下の通りです。
あくまで相場であり、難しい条件であれば高くなりますし、もう少しで証拠が掴めそうなどの理由で延長する場合などには追加料金がかかってきます。
それではプラン毎に解説していきます。
1-2-1 プラン1:時間制プラン
探偵の料金プラン1つ目は、時間制プランです。
時間制プランには、メリットとデメリットの双方があります。
メリットについては、費用が時間と調査員の人数、車両費等の諸費用で構成されるため明瞭で分かりやすいということが挙げられます。
他方で、デメリットについては、時間が長引けば長引くほど高額になるということが挙げられます。
ただ闇雲に不倫の証拠を掴んで欲しいというだけでは、莫大な費用が必要になってしまう上に、何の証拠も得られない場合もあるでしょう。
そのため、時間制プランを選択する場合は不倫をする可能性が高い日や、不倫をしている場所などの不倫の状況を把握している必要があるでしょう。
1-2-2 プラン2:パック制プラン
探偵の料金プラン2つ目は、パック制プランです。
パック制プランとは一律料金で利用できるプランになります。
これは調査にどれだけの時間がかかっても変わらないため、不倫の情報が少ない場合には時間制プランよりも割安になります。
しかし、一方でどんなに短時間で調査が終わったとしても料金は変わらないという点には注意が必要です。
1-2-3 プラン3:成功報酬型プラン
探偵の料金プラン3つ目は、成功報酬型プランです。
成功報酬型とは、着手金を支払い、調査終了後に成果に応じて料金を支払うプランになります。
これは調査で成果が得られなければ調査費用は不要になるため、成果に対してだけ料金を払いたいという考えの方には向いています。
しかし、トラブルが起きやすいプランでもあります。
理由は成功の定義が事務所によって異なるためです。
例えば、法的措置を検討している場合、不倫の事実だけでなく、不倫相手の氏名や住所等の情報まで得ることができて初めて、内容証明や訴状を送付することができるようになります。
しかし、不倫の事実のみを証拠として押さえて成功とされてしまうと、不倫相手に対して法的措置を取ることができなくなってしまいます。
この場合、相手方に法的措置を取ることができないというだけでなく、探偵事務所に費用を支払わなければなりません。
依頼者としては、まさに踏んだり蹴ったりといった状況になるおそれがあるので、依頼する前に成功の定義を確認しておくことが重要となります。
1-3 方法3:弁護士に依頼する方法
不倫調査の方法の3つ目は、弁護士に依頼する方法です。
弁護士は法律のプロであり、どのような証拠が必要となり、それがどのように評価されるかを熟知しています。
あなたの状況を踏まえて、手持ちの証拠で不倫を立証するのに十分かどうか、どのように証拠を集めればいいかアドバイスしてもらえるでしょう。
ただし、弁護士に依頼する方法とはいっても、弁護士は探偵のような不倫調査をできるわけではありません。
全く証拠がない状況で弁護士に相談するよりも一定程度裏付けを集めてから助言を得た方がいいでしょう。
2章 不倫調査のリスク3つ
不倫調査の具体的な方法については解説してきましたが、その中で説明した通り調査を行うことによって様々なリスクが生じます。
特に自分で調査を行おうと考えている方はこのリスクも大きくなるため、注意が必要です。
不倫調査のリスクとしては、以下の3つが挙げられます。
リスク2:調査していることがバレるおそれ
リスク3:証拠が得られないおそれ
それでは、各リスクについて順番に解説していきます。
2-1 リスク1:違法となるおそれ
不倫調査のリスク1つ目は、違法となるおそれがあることです。
自分で調査を行っていく場合、情報を得るために最善の行為と思ってしたことでも、実は違法だったということがあり得ます。
例えば、不倫を調査する常套手段として認知されている携帯電話を見る行為です。
配偶者が自分から見せてくれた場合は問題ありませんが、勝手に内容を確認する行為はプライバシーの侵害に当たる可能性があります。
また、GPSを使用する場合にも注意が必要となります。
というのも、別居中の配偶者の車や配偶者の社用車に勝手にGPSをつける行為や、不倫相手の車にGPSをつける行為なども同様にプライバシーの侵害などに問われる可能性があるためです。
他にも、最近では浮気調査アプリというものも存在します。
本来の用途は「子供や高齢者の見守り」や、「盗難・紛失防止」などのため、その目的を説明して配偶者自ら入れてもらう場合は問題がありません。
しかし、勝手に配偶者のスマートフォンにアプリをダウンロードする行為は不正指令電磁的記録供用罪に抵触する可能性があります。
そのため、勝手にスマートフォンアプリをダウンロードすることはせずに、同意が得られるよう尽力することが望ましいです。
これらのように違法となる手段で証拠を集めた場合、逆に訴えられてしまう可能性もあるため、細心の注意を払って証拠を集める必要があります。
2-2 リスク2:調査していることがバレるおそれ
不倫調査のリスク2つ目は、調査していることがバレるおそれがあることです。
不倫調査をしていこうとすると、当然調査していることがバレるリスクがあります。
配偶者に調査していることや、不倫を疑っていることがバレてしまえば、警戒されてしまいます。
警戒した配偶者は、証拠隠滅を図る可能性もありますし、不倫を続けた場合、今後さらに巧妙に隠そうとする可能性が高くなるため、調査が困難になってしまいます。
それに付随して法的な手段を取るための証拠集めも難しくなってしまうため、探偵に依頼するにしても調査が長引いてしまう可能性が高くなります。
また、調査していることがバレた時に配偶者が逆ギレする可能性や、不倫が勘違いだった場合夫婦関係が悪化してしまう可能性もあります。
そのため、自分で不倫調査をする場合は、バレないように慎重に行っていく必要があります。
2-3 リスク3:証拠が得られないおそれ
不倫調査のリスク3つ目は、証拠が得られないおそれがあることです。
これは、自分でする場合も探偵がする場合もどちらもあり得るリスクになります。
自分でする場合は、尾行などの手段を取りづらいため、配偶者が巧妙に隠そうとしている場合なかなか証拠を得ることはできないでしょう。
探偵が調査する場合でも、適切なプランを選んでいたとしても証拠を得られないこともあります。
例えば、日付、時間帯、場所などの条件を絞り切れていない状態で時間制プランで依頼した場合は、金銭的な負担がかかるだけで証拠を得ることができない場合があります。
そのため、証拠を得るためにも、慎重に、適切な方法を選択して調査する必要があります。
3章 目的別!どのような不倫調査をするべきか
ここまでで不倫調査の方法やリスクを説明してきましたが、ここからはどのような不倫調査をするべきかを、目的に合わせて解説していきます。
不倫調査をする目的としては、以下の3つが挙げられます。
目的2:不倫相手に慰謝料を請求したい
目的3:配偶者と離婚したい
それでは、各目的に合わせて説明していきます。
3-1 目的1:不倫している確信を持ちたい
不倫調査の目的1つ目は、不倫している確信を持ちたい場合です。
夫婦関係でうまくいっていなかったり、パートナーの行動に疑問を持っていて、不倫を疑っているけど確信を持てない場合、自分で調査することをおすすめします。
このような曖昧な状況では、どのような行動を起こすべきか決めることが難しい状況にあります。
また、この状況で探偵に調査を依頼しても、調査が長引き金銭的負担が大きくなるうえに、証拠を何も得られない可能性や、そもそも不倫していない可能性もあります。
そのため、具体的にこんな要素があるから不倫しているだろうと確信を持ち、今後どうしたいのか大まかにでも考えられるようになるまでは、自分で慎重に調査を行うことをおすすめします。
3-2 目的2:不倫相手に慰謝料を請求したい。
不倫調査の目的2つ目は、慰謝料を請求したい場合です。
慰謝料を請求したい場合は弁護士への相談をおすすめします。
弁護士は法律の専門家です。どのような証拠が必要か、どのように証拠を集めるべきなのかについても適確にアドバイスをもらうことができます。
例えば、探偵に100万円以上を支払い不倫の証拠を獲得したものの、獲得できる慰謝料の見通しが低額にとどまり、費用倒れになってしまうということがよくあります。
そのため、慰謝料を請求したい場合には、まずは弁護士に相談して、現状の証拠で足りるかどうか、どのような証拠を集めるべきか助言してもらうといいでしょう。
3-3 目的3:配偶者と離婚したい
不倫調査の目的3つ目は、配偶者と離婚したい場合です。
配偶者と離婚したいと考えている場合も、弁護士への相談をおすすめします。
先ほど説明したように弁護士は法律の専門家であり、離婚については法的な問題が多分に含まれています。
どのような証拠が必要なのか、現状の手持ちの証拠で不足しているのか等、助言をしてもらったうえで、対応を考えた方がいいでしょう。
一度、探偵に費用を払ってしまうと、その費用を返してもらうことは難しいので、まずは弁護士の無料相談等を利用して助言をしてもらいましょう。
4章 不倫の調査費用を抑えるポイント3つ
これまで不倫の調査費用は高額になるおそれがあることにも触れてきました。
ここでは探偵に依頼する際に調査費用を抑えるポイントを説明します。
不倫の調査費用を抑えるためのポイントは以下の3つです。
ポイント2:時間や日にちを絞る
ポイント3:複数の探偵事務所で見積もりを依頼する
それでは各ポイントについて説明していきます。
4-1 ポイント1:あらかじめ情報を集めておく
不倫の調査費用を抑えるためのポイント1つ目は、あらかじめ情報を集めておくことです。
闇雲に調査依頼するだけでは、徒に時間がかかってしまい、探偵費用も高額な料金となりがちです。
これはパックプランや成功報酬型プランでない場合、かかった人手と時間の分だけ料金が発生するためです。
そのため、ある程度自分で調査をして不倫の実態に目星をつけておくことが、調査費用を抑えることに繋がります。
例えば、クレジットカードの明細等でどの店を利用しているか、手帳から不倫をする可能性がある日付などが分かれば、短期間で有力なで証拠を得られるかもしれません。
そうすれば、人数も、かかった時間も抑えられるため、時間制プランであれば料金の節約ができるでしょう。
4-2 ポイント2:時間や日にちを絞る
不倫の調査費用を抑えるためのポイント2つ目は、時間や日にちを絞ることです。
ポイント1からさらに深く情報を集めて、時間や日にちを絞ることができれば、さらなる費用節約に繋がります。
理由も同様で、いつもこの時間で会っている可能性が高い、この日に会う可能性が高いなどの情報があれば、調査時間をさらに少なくできるため、費用を抑えることに繋がります。
4-3 ポイント3:複数の探偵事務所で見積もりを依頼する
不倫の調査費用を抑えるためのポイント3つ目は、複数の探偵事務所で見積もりを依頼することです。
複数の探偵事務所で見積もりを依頼することも、費用の節約に繋がります。
探偵事務所毎に用意されているプランや、料金設定は異なるためです。
そのため、見積もりを取り調査費用の内訳を確認しておくことが非常に重要になります。
見積もりで確認すべき事項としては、以下のものが挙げられます。
・追加料金の有無
・キャンセル料の有無
調査費用の内訳が明確でない場合、不要なオプションが付いていたということも考えられ、その料金などを請求される場合があります。
また、調査が難航するなどして追加料金が求められるケースも存在します。
そのため、追加料金は存在するのか、する場合はどの程度なのかを把握しておくことが重要でしょう。
他にも、高額なキャンセル料が発生する事務所も存在するため、そのあたりも注意が必要です。
悪質なところでは、契約後に説明以上の費用を請求すると伝え、キャンセルを申し出るとキャンセル料を請求してくる、などの場合があります。
これらのように、注意が必要な点が多々あります。
そのため、複数の事務所に見積もりを依頼し、その見積もりはいくらなのか、追加料金の可能性やキャンセル料、オプション料金の有無などを細かく確認することが重要になります。
また、費用を抑えるという面では、事務所の評判を確認することも重要です。
成功の定義が事務所毎に異なるので、依頼者側からしたら証拠が不十分でも、成功として調査を終了して料金を請求される場合があるのです。
この状況になってしまった場合、確実に証拠を得るために、この事務所に追加料金を払うか、別の事務所に依頼する必要性が生じる可能性があります。
そのため、無駄な出費を抑え、1回の調査依頼で済ませるためにも、評判を確認しておくことも重要です。
5章 不倫調査に関するよくある質問
ここでは不倫調査に関するよくある質問を解説していきます。
不倫調査でよくある質問は以下の3つです。
質問2:調査結果を他人に知られる心配はないか
質問3:探偵事務所は途中で変えても問題ないか
それでは順番に解説していきます。
5-1 探偵に調査依頼をした場合、どの程度の期間がかかるのか
依頼者のケースによって様々ですが、基本的には1週間以内です。
不倫の調査期間は、不倫をしている場所、日時などが特定できているかで大きく変動します。
もちろん情報を得るために過度に探りすぎて、配偶者に警戒されてしまえば、それだけ探偵による調査の難易度も上がり、期間の増加や失敗の確立が高くなります。
そのため、期間を短くするため、金銭的な負担を可能な限り軽くするために、多くの情報を得たいという気持ちは分かりますが、慎重に行動して必要最低限の情報を得られたら探偵に依頼するという考えも重要でしょう。
5-2 調査結果を他人に知られる心配はないか
探偵業法という法律があり、この中で業務上知り得た情報を他人に漏らさないこと、探偵業務に関して作成・取得した資料の不正・不当な利用の防止措置をとることなどが挙げられています。
そのため、基本的には調査結果を他人に知られる心配はありません。
しかし、この法律は事業者の届け出によって管理されています。
届け出ると、公安委員会より探偵業届出証明書が交付されるようになっているのです。
そのため、ホームページなどに登録番号や証明書の記載がされているはずです。
この記載の有無が、きちんと届け出をしている事務所かどうかの判断基準の一つになります。
届け出をしないで探偵業を営んだ場合、罰則の規定もありますが、していない事務所がある可能性もあるため、注意は必要です。
5-3 探偵事務所を途中で変えても問題ないか
途中で依頼先を変えても問題はありません。
情報が漏れる心配なども、探偵業法によって守秘義務が定められているため問題ないでしょう。
ただし、事務所によってキャンセル料が決められている場合があります。
途中で依頼先を変更する場合、キャンセル料によって一部料金の支払が必要になる可能性があるため、注意が必要です。
6章 不倫トラブルはリバティ・ベル法律事務所におまかせ
不倫トラブルのご相談は、是非、リバティ・ベル法律事務所にお任せください。
不倫慰謝料等については、交渉力や知識の格差が金額に大きく影響する分野です。
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7章 まとめ
今回は、不倫の調査方法について説明した上で、リスクや調査をするべきか、費用を抑えるポイントなどについて解説しました。
この記事の要点を簡単に整理すると以下の通りです。
・不倫調査の方法としては以下の3つです。
方法1:自分でする方法
手段1:身の周りの物をチェックする
手段2:GPS等を利用する
手段3:口頭で確認する
手段4:共通の知人に探りを入れる
方法2:探偵がする方法
プラン1:時間制プラン
プラン2:パック制プラン
プラン3:成功報酬型プラン
方法3:弁護士がする方法
・不倫調査を行う際のリスクは以下の3つです。
リスク1:違法となるおそれ
リスク2:調査していることがバレるおそれ
リスク3:証拠が得られないおそれ
・目的別!どのように不倫調査をどうするかは以下の通りです。
目的1:不倫している確信を持ちたい
目的2:慰謝料を請求したい
目的3:配偶者と離婚したい
・不倫の調査費用を抑えるポイント以下の3つです。
ポイント1:あらかじめ情報を集めておく
ポイント2:時間や日にちを絞る
ポイント3:複数の探偵事務所で見積もりを依頼する
・不倫調査に関するよくある質問は以下の3つです。
質問1:探偵の調査期間は、基本的には1週間以内です。
質問2:探偵業法で守秘義務が定められているため、調査結果を他人に知られる心配はありません。
質問3:探偵事務所は途中で変えても問題ありませんが、キャンセル料が発生する可能性があるため注意が必要です。
この記事が、不倫の調査について知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。
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