浮気の調査費用を知りたいと悩んでいませんか?
調査を依頼したくても、具体的な費用がわからないと依頼してもいいのか判断に迷いますよね。
浮気調査はプランによって費用相場が異なりますが、代表的なプランは以下の3つが挙げられます。
・パック制プラン
・成功報酬型プラン
浮気の調査は非常に高額になりやすいものです。
というのも、状況にあったプランを選ばなければ、過大な費用を負担することになるおそれがあるためです。
例えば、浮気相手や会いに行く時間まで特定している場合、調査の時間によって費用が発生する時間制プランが利用されやすい傾向にあります。
これは、浮気の時間に合わせて浮気調査をすることができるので、費用を安く抑えられるためです。
しかし、浮気しているのかも不確かな場合に時間制プランを利用すると、調査が長時間にわたるおそれが高く、その分費用も大きくなりやすいのです。
このように、適切な調査費用に抑えるためには、慎重にプランを選ぶ必要があります。
他にも、調査費用は探偵事務所毎に異なり、費用体系などを事前に確認しておくことで調査費用を安く抑えられることもあります。
実は、浮気調査を行う際に安易に契約をしてしまうことにより、必要以上の調査費用を支払うことになってしまう事例が後を絶たないのです。
今回は、浮気調査の費用相場や、費用を抑える方法、事務所選びをする際の注意点を解説していきます。
具体的には以下の流れで解説していきます。
この記事を読めば、浮気調査の費用についてよく分かるはずです。
目次
1章 浮気調査の費用相場!代表的な3つのプラン
探偵事務所による浮気調査には、いくつかのプランがあります。
これらのプランは、闇雲に選んでいいものではなく、プランの選択を間違えると非常に高額な費用が掛かってしまいます。
ここでは、探偵事務所に浮気調査を依頼する際に、少しでも金銭的な負担を軽くするために、それぞれのプランの特徴を一緒に確認していきましょう。
具体的には、浮気調査の代表的なプランは以下の3つです。
1-2 プラン2:パック制プラン
1-3 プラン3:成功報酬型プラン
また、各プランの費用相場は以下の通りです。
あくまで相場であり、難しい条件であれば高くなりますし、もう少しで証拠が掴めそうなどの理由で延長する場合などには追加料金がかかってきます。
それでは、各プランについて説明していきます。
1-1 プラン1:時間制プラン
プランの1つ目は、時間制プランです。
時間制プランは、その名の通り、調査にかかった時間によって費用が決まります。
調査員1人につき、1時間あたり何円というように計算していく形式になります。
一般的な費用の目安は、1人につき1時間あたり7500円~10000円程度です。
既に浮気をしている確証がほぼ得られている状態で、時間や場所を絞り込むことが出来ている場合には、費用を抑えることにつながります。
他方で、時間が長引けば長引くほど高額になるという点には注意が必要です。
ただ闇雲に浮気の証拠を掴んで欲しいというだけでは、莫大な費用が必要になってしまう上に、何の証拠も得られない場合もあるでしょう。
そのため、時間制プランを選択する場合は浮気をする可能性が高い日や、浮気をしている場所などの浮気の状況を把握している必要があるでしょう。
1-2 プラン2:パック制プラン
プランの2つ目は、パック制プランです。
このプランは、あらかじめ決められた一定額以上の料金が発生しないプランになります。
探偵事務所がそれぞれ用意しているプランの中から選択して契約することになるため、調査時間や調査員の人数によって料金のばらつきが大きくなります。
費用の目安は30万円~100万円程度です。
このプランは、時間制プランに比べれば調査員の時間単価が安く設定されていることが多く、一定額以上の費用が発生しない仕組みになっています。
プランによっては長時間の調査もしてくれるでしょう。
しかし、どんなに短時間で終わっても、あらかじめ決められた金額が請求されてしまうため、短期間で調査が終わることが予測される場合は、このプランは向いていません。
また、浮気調査を途中でキャンセルするということが難しいプランでもあります。
返金対応してくれる事務所もありますが、トラブルにもなりやすいので注意が必要です。
1-3 プラン3:成功報酬型プラン
プランの3つ目は、成功報酬型プランです。
このプランは、着手金を支払い、調査終了後に成果に応じて料金を支払うプランになります。
費用相場は35万円~60万円程度です。
調査が失敗だった場合でも、着手金と諸経費だけは支払う必要があります。
中には完全成功報酬プランというものも存在し、調査が失敗した時には、一切の支払いが必要ないものもありあす。
ただし、成功報酬型プラン、完全成功報酬プランともに、3つのプランの中で最もトラブルが起きやすいプランであるため、注意が必要です。
なぜトラブルが起きやすいかというと、「成功の定義」が事務所ごとに異なるためです。
例えば、法的手段を検討している場合、依頼者は浮気の事実だけでなく、浮気相手の氏名や住所等の情報を得ることができて初めて、内容証明や訴状を送付することができるようになります。
しかし、浮気の事実のみを証拠として「成功」とされてしまうと、これだけでは法的措置を取ることが出来なくなってしまいます。
この場合、相手方に法的措置を取ることが出来ないだけでなく、探偵事務所に成功報酬を払う必要性が生じてしまっているのです。
このように、依頼者としては、まさに踏んだり蹴ったりといった状況になる恐れがあるため、依頼する前に成功の定義を確認しておくことが非常に重要になります。
2章 浮気調査の費用は高額になりやすい
プラン間でも費用の差は大きいですが、同じプランでも、費用には大きな幅が出ます。
ここでは、なぜ浮気調査の費用が高額になりやすいのかを一緒に確認していきましょう。
2-1 費用の構成
まずは、浮気調査の費用の構成を詳しく確認していきましょう。
大まかな費用の内訳は以下の通りです。
それでは順番に解説していきます。
2-1-1 人件費
浮気調査の費用の大半を占めるのが人件費になります。
基本的に2~3名体制で行っている事務所が多く、それを踏まえた費用相場は調査員2名で1時間あたり1万5千円~3万円程度となります。
公式サイトの料金プランで調査員1名分の料金しか記載されていない場合は、2倍以上の費用がかかる可能性が高いということに注意が必要です。
2-1-2 経費
浮気調査には、様々な諸経費が必要となります。
例えば、遠隔地での浮気現場の証拠を得るためには、そこまでの交通費や宿泊費が必要になりますし、場合によっては車両費なども必要になります。
当然、事務所毎にどこまでを経費とするかは異なります。
また、プランに経費が含まれているケースもあります。
経費の有無で費用は大幅に変わるため、見積もりの時点で必ず確認する必要があります。
2-1-3 手数料
浮気調査の調査報告書は、裁判で証拠とできるように詳細なものが作成されます。
この報告書の作成に、手数料がかかります。
他方で、法的手段を検討していない場合は簡易的な調査報告で足りることもあるでしょう。
そうした場合、簡易的な調査報告書を依頼すると料金が安くなり、報告書の作成時間が短くなるケースがあります。
法的手段を検討していない場合は、こちらを検討してみましょう。
2-1-4 割増料金
予定時間は過ぎたが、もう少し尾行すれば証拠が得られそうだという時などに、延長料金が発生します。
延長は、基本的に依頼人の同意の上で行われます。
しかし、状況によっては同意を得ることが出来ず、調査員の判断で自動延長をする場合もあります。
この場合、基本的に調査員が連絡を取れるようになったら速やかに事後報告するのが基本となります。
一方で、そもそも事前連絡や途中経過報告をあまりしない事務所も存在します。
そのような事務所だった場合、勝手に延長されてしまい、後で高額な延長料金を請求されてしまう可能性もあります。
また、事前に同意を得る事務所でも、意図的にズルズルと延長されてしまう可能性も存在します。
そのため、下記の点を契約時に確認しておくことが重要となります。
・事前連絡があるのか、自動延長なのか
・延長時間の上限
延長時間の上限が決められていない場合、あらかじめ事務所と話し合って、延長は何時間までと決めておくのも一つの手段です。
他にも、通常の調査よりも危険が伴う状況や場所で行う場合には危険手当が発生することがあります。
危険な環境と言う定義が曖昧なため、もし発生する可能性があるならあらかじめ確認しておくことが大切です。
また、深夜から早朝にかけて張り込みをする場合、深夜早朝手当がかかることがあります。
概ねこのような要素で構成されているため、費用は状況によって大きく変動します。
確認事項も多くあるので、一つ一つ確認しながら進めることが重要です。
2-2 高額になる理由
浮気調査の費用が高額になりやすい理由は、主に人件費と諸経費にあります。
構成でも説明した通り、人件費は人数とかかった時間分の費用が掛かります。
調査を確実に進めるために人数を多くすれば、その分費用も高くなります。
他方で、節約するために人数を1人にしてもらうなどすると、負担が増えて調査期間が伸びてしまう可能性もありますし、調査対象に逃げられるリスクも上がってしまいます。
このように、費用を抑えるつもりで人数を少なくしても、逆に時間がかかってしまって費用が嵩む可能性があるのです。
それに加えて、調査員の交通費や宿泊費、調査の際に立ち寄った飲食店利用料などの様々な経費が加わり、浮気調査の費用は高額になりやすいのです。
3章 浮気調査の費用を抑えるポイント3つ
これまで浮気調査の費用が高額になりやすいことに触れてきました。
ここでは浮気調査の費用を抑えるポイントを説明します。
浮気調査の費用を抑えるポイントは以下の3つです。
ポイント2:時間や日にちを絞る
ポイント3:複数の探偵社で見積もりを依頼する
それでは順番に解説していきます。
3-1 ポイント1:あらかじめ情報を集めておく
費用を抑えるためのポイントの1つ目は、あらかじめ情報を集めておくことです。
調査費用が高額になりやすい理由として、人件費と諸経費が挙げられます。
パック制プランや成功報酬型プランを除いて、これらの費用は人手と時間がかかればかかる程高額になるのです。
そのため、人手、時間を抑えるために、ある程度浮気の実態を掴んでおくことが重要となります。
例えば、クレジットカードの明細などからどの店を利用しているかといったことや、ドライブレコーダーの記録から浮気の際にどこに行っているかなどが分かれば、短期間で有力な証拠を得られるかもしれません。
一方で、情報を集めるために自分で調査を行い、配偶者に気付かれて警戒されてしまう可能性があります。
警戒されてしまえば、証拠隠滅を図る可能性もありますし、さらに巧妙に隠し、調査が困難になってしまいます。
困難になれば、それだけ調査費用も高額になってしまうため、ある程度のところで線引きし、気付かれることがないように細心の注意を払う必要があります。
3―2 ポイント2:時間や日にちを絞る
費用を抑えるためのポイントの2つ目は、時間や日にちを絞ることです。
時間や日にちを絞ることができれば、調査時間を少なくできる可能性があるため、費用節約につながります。
理由とリスクはポイント1と同様で、いつもこの時間に会っている、この日に会う可能性が高いなどの情報があれば、調査時間の削減に繋がり、費用を節約にも繋がるでしょう。
3-3 ポイント3:複数の探偵社で見積もりを依頼する
費用を抑えるためのポイントの3つ目は、複数の探偵事務所で見積もりを依頼することです。
探偵事務所毎に用意されているプランや料金設定が異なるため、複数の事務所で見積もりを依頼することも、費用の節約に繋がります。
一方で、内訳が明確でない場合などもあり、不要なオプションが付けられている場合もあるので、見積もりの内訳には注意が必要です。
探偵事務所を選ぶ際に注意すべきポイントに関しては次章で解説します。
費用を抑えるポイントとしても解説した通り、自分で証拠を集めることも重要になります。
探偵に依頼せずに、自分ですべての調査を完結させれば、金銭的な負担は小さく行うことができるでしょう。
依頼する場合でも、ある程度の情報を自分で集めることで、費用の節約に繋がります。
一方で、自分で調査する場合、違法となる恐れや、配偶者にバレる恐れなど、多くのリスクが存在します。
どのようなものなら証拠になるのか、どのようなリスクがあるのかなどを把握したうえで、一つの選択肢として検討しましょう。
自分で調査する方法、リスク、浮気の証拠については以下の記事で詳しく解説しています。
4章 探偵を選ぶ際に注意すべきポイント4つ
浮気調査で探偵を選ぶ際に、注意すべきポイントが多々あります。
適当に選んでしまうと、非常に高額な請求をされてしまう可能性もありますし、届出をしていない違法な事務所も存在します。
そのような事務所に依頼しないように、細心の注意が必要です。
探偵を選ぶ際に注意すべきポイントとしては、以下の4つが挙げられます。
ポイント2:成功の定義
ポイント3:調査員の質、人数(安さには理由がある、人数が必要以上に多くないか)
ポイント4:事務所の実績
それでは、順番に説明していきます。
4-1 ポイント1:料金構成の確認
ポイントの一つ目は、料金構成の確認です。
探偵事務所によって料金構成は大きく異なります。
費用が高額になりやすい理由は説明しましたが、相場からかけ離れた高額すぎる費用を請求してくる事務所もありますので、注意が必要です。
そのため、まずはいくつかの事務所に見積りを依頼し、相場範囲内の金額で対応してくれるところを探すことが重要です。
見積りを出してもらった際には、費用の詳細が書かれているかを確認し、疑問があれば必ず確認しましょう。
ここで言葉を濁して曖昧なまま進めようとする事務所は、後に高額な請求をしてくる可能性も高くなってしまいます。
また、事務所によっては、契約前に確認している見積りと、大きくかけ離れた料金が請求される場合があります。
これは、調査の途中で人数の追加や、様々な経費が発生しているためです。
悪質な事務所では、確認なしでの調査員の増員や、故意に調査期間を延ばすといったようなことを行い、高額な費用を請求してくる場合があるのです。
このような事態を防ぐために、追加料金の有無を確認することが非常に重要になります。
また、追加料金があるとしても、先程例として挙げたように、事前に詳細を説明してくれる事務所を選ぶようにしましょう。
加えて確認しておきたいことは、キャンセル料です。
見積りを依頼したなどの、契約前のキャンセルについては、キャンセル料は発生しません。
しかし、契約書を交わした後のキャンセルについては、基本的にキャンセル料が発生します。
例えば、調査開始前のキャンセルの場合、調査料金の総額の10%~20%程度のキャンセル料がかかります。
他方で、調査中のキャンセルとなると、キャンセル時点の調査日数分の費用が発生したり、予定期間の50%を超えている場合に全額請求する、といった事務所もあります。
これに諸経費を別途支払う契約の場合、既に発生した費用を請求される可能性もあるのです。
このように、キャンセル料の計算方法は事務所によって大きく異なります。
後になってキャンセルした際に、キャンセル料のことなんて知らなかったというような方もいるため、契約する前にキャンセル料の有無や発生条件を必ず確認するようにしましょう。
4-2 ポイント2:成功の定義
ポイントの2つ目は、成功の定義です。
これは成功報酬型プランで契約する際には、特に重要なポイントになります。
調査成功の定義は事務所によって異なるためです。
例えば、法的措置を検討している場合、浮気の事実だけでなく、浮気相手の氏名や住所等の情報まで得ることができて初めて、浮気相手に内容証明や訴状を送付することができるようになります。
しかし、浮気の事実のみを証拠として押さえて成功とされてしまうと、浮気相手に対して法的措置を取ることができなくなってしまいます。
それだけでなく、調査費用を支払わなければならない上に、法的措置を取るためにさらに調査が必要という、まさに踏んだり蹴ったりな状況になってしまうのです。
そのため、成功報酬型プランで契約する場合は、依頼前に成功の定義を確認しておくことが重要となります。
4-3 ポイント3:調査員の質、人数
ポイントの3つ目は、調査員の質や人数です。
浮気調査は2~3名の調査員で行われるのが一般的です。
しかし状況によって必要な人数は異なるため、必ずしもこの人数が適正というわけではありません。
例えば、短期間で調査できそうな依頼にも、必要以上の調査員を使っている場合には注意が必要です。
人数は料金に直結するため、人数が多くなればなるほど、料金も高額になってしまいます。
そのため、なぜその調査人数になるのかは確認するようにしましょう。
また、悪質な事務所の場合、調査人数を「○○名以内」といった書き方をした契約書を出してくる場合があります。
この場合、3名以内と書いて高額な費用を請求しておきながら、実際に調査しているのは1名というケースも存在するため、契約書の書き方などにも注意が必要です。
また、浮気の調査費用は高額になりやすいため、可能な限り抑えたいものではありますが、ただ安ければいいというわけではありません。
格安などを売りにしている事務所の場合、必要以上に人数を少なくしていることもあります。
例えば、人数が少なかったり、必要な経費の費用を削っていたりすると、浮気の証拠を押さえられないばかりが、配偶者にバレてしまう可能性もあります。
安さには相応の理由があるということを念頭に置いて、どの事務所に依頼するかを検討する必要があります。
4-4 ポイント4:事務所の評判
ポイントの4つ目は、事務所の評判です。
必要以上に高額な費用を請求してくるなどといった、悪質な事務所はどうしても存在します。
そのような事務所を避けるためにも、事務所の運営歴や調査実績、成功率などを確認することも重要です。
もちろん、開所したばかりの事務所でも信頼できる事務所はあります。
しかし、問題が起きたら名前を変えて運営するといったような事務所や、そもそも探偵業法で義務付けられている届出をしていないといったような悪質な事務所も存在するのです。
実際に、警視庁が調査依頼をする方に対して、届出証明書を確認するように注意喚起しています。
探偵業者に調査を依頼する方へ 警視庁 (tokyo.lg.jp)
届出証明番号は、公式サイトや事務所で確認できるでしょう。
運営歴に関しては見積りをしてもらって、説明を聞いて判断するという方針でも問題ないかもしれませんが、届出をしているかに関しては必ず確認し、していない場合は依頼しないようにしましょう。
5章 浮気調査に関してよくある質問3つ
ここでは、浮気調査に関するよくある質問について解説していきます。
よくある3つの質問は、以下の通りです。
質問2:探偵が調査を失敗したら返金してもらえるか
質問3:無料相談ができる探偵事務所・興信所はあるのか
それでは、各質問について説明していきます。
5-1 質問1:浮気調査の費用は相手に請求できるか
浮気調査の費用を相手に請求できるかは、状況次第です。
例えば、下記のようなケースでは請求が認められる場合があります。
・配偶者が浮気を否定したため、証拠を得るためにも浮気調査を行う必要があった。
・育児や介護、仕事などで時間が取れず、自ら浮気の証拠を集められない。
・単身赴任中のため、自分では調べようがない。
・探偵の調査結果が決定打となった。
このように、配偶者が浮気を認めず、自分で調査することが難しい場合は認められる場合があります。
他方で、配偶者が既に浮気を認めている場合や、既に証拠があるにも関わらず、追加で調査をしていた場合には、「わざわざ証拠を取り直す必要がない」と認められない傾向にあります。
また、請求が認められた場合であっても、全ての費用を請求できるわけではありません。
請求できるのはあくまで裁判所が認めた常識の範囲内での金額のみであり、ほとんどの場合は10万~30万円ほどです。
100万円を超える高額な依頼をしていたとしても、請求が認められるとは限らない上に、一部しか請求できないので注意が必要です。
5-2 質問2:探偵が調査を失敗したら返金してもらえるか
調査失敗で返金してもらえるかどうかは、失敗の要因によります。
例えば、依頼者側に原因があった場合は、返金対応はされないか、調査した分の料金を支払い、残りの調査分の返金対応となる可能性があります。
他方で、探偵側に原因があった場合、調査した分の料金を支払い、残りの調査分の料金が返金対応となるか、原因の程度によっては、全額返金となる可能性があります。
ただし、あくまで一例であり、事務所によって対応は異なります。
契約の内容によっては、どういった事情であっても返金されないという場合もあるため、注意が必要です。
契約の解除に関する事項は、探偵業法において事前説明と書面の交付を行うことが義務付けられているため、返金に関しても説明されるはずです。
契約書や説明書は注意して読むようにしましょう。
5-3 質問3:無料相談ができる探偵事務所・興信所はあるのか
ほとんどの事務所が無料の見積りや相談を行っています。
事務所によっては匿名での相談も可能となっている場合もあります。
実際の金額と乖離の小さい見積りをするためには、相談内容、目的、現在の状況を詳細に伝える必要があります。
具体的な金額が知りたい場合は、相談内容をまとめてから行くようにしましょう。
6章 浮気トラブルのご相談はリバティベル法律事務所にお任せ
浮気トラブルのご相談は、是非、リバティ・ベル法律事務所にお任せください。
浮気慰謝料等については、交渉力や知識の格差が金額に大きく影響する分野です。
リバティ・ベル法律事務所は、浮気慰謝料問題や離婚問題に注力しており、この分野に圧倒的な知識とノウハウを持っています。
少数精鋭でご依頼を受けた一つ一つの案件について、浮気慰謝料問題に注力している弁護士が丁寧に向き合っているところが弊所の強みです。
浮気慰謝料については、ご依頼者様の負担を軽減するために初回相談無料にて対応しておりますのでお気軽にお問い合わせください。
7章 まとめ
今回は、浮気調査の費用について説明した上で、具体的な料金の構成や費用を抑えるポイント、探偵事務所を選ぶ際のポイントなどについて解説しました。
この記事の要点を簡単に整理すると以下の通りです。
・浮気調査を探偵に依頼する場合の代表的プランは以下の3つです。
プラン1:時間制プラン
プラン2:パック制プラン
プラン3:成功報酬型プラン
・浮気調査の費用は高額になりやすい理由は以下の通りです。
かかった時間と人数の分だけ、人件費がかかる
交通費、宿泊費などの諸経費がかかる
・浮気調査の費用を抑えるポイントは以下の3つです。
ポイント1:あらかじめ情報を集めておく
ポイント2:時間や日にちを絞る
ポイント3:複数の探偵社で見積もりを依頼する
・探偵を選ぶ際に注意すべきポイントは以下の4つです。
ポイント1:料金構成の確認
ポイント2:成功の定義
ポイント3:調査員の質、人数
ポイント4:事務所の評判
・浮気調査に関するよくある質問は以下の3つです。
質問1:浮気調査費用は相手に請求できるか
質問2:探偵が調査を失敗したら返金してもらえるか
質問3:無料相談ができる探偵事務所・興信所はあるのか
この記事が、浮気調査の費用について知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。
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