既婚隠して付き合ってたけどバレた！慰謝料請求への対処法３つを解説

既婚隠して付き合ってたけどバレたらどうなるのか知りたいと悩んでいませんか？

いずれはバレるかもしれないと思っていても、実際に直面すると不安になりますよね。

既婚を隠して付き合ってたことがバレると、配偶者から慰謝料を請求されるおそれがあります。

なぜなら、配偶者以外の異性と付き合っていたことは、夫婦仲に悪影響を与えるためです。

この場合における慰謝料金額は、不倫相手よりも既婚者側が多く負担しやすい傾向があります。

これは、夫婦仲を破綻させた責任は、主に既婚者側にあるとされているためです。

また、既婚者側は、配偶者からの慰謝料請求だけでなく、不倫相手からも慰謝料を請求されるおそれがあります。

実は、配偶者と不倫相手の権利は別のものであるため、普通の不倫事例よりも負担総額が大きくなるおそれがあるのです。

そのため、負担を減らすためには、両者からの請求に適切に対処していくことが重要になります。

この記事を通して、既婚隠しがバレた場合の適切な対処法について知っていただければと思います。

今回は、既婚隠しが発覚した際のリスクを説明した上で、慰謝料請求への対処法について解説していきます。

具体的には、以下の流れで解説していきます。

この記事を読めば、既婚を隠していたことがバレたらどうなるのかよくわかるはずです。

１章　既婚隠して付き合ってたけどバレたらどうなる？｜不倫のリスク３つ

既婚を隠していたことが発覚すると、法的リスク等を生じることもあります。

不倫で既婚隠しが発覚した際のリスクは以下の３つです。

それでは、各リスクについて順番に解説してきます。

１－１　リスク１：配偶者からの慰謝料請求

不倫で既婚隠しが発覚した際のリスク１つ目は、配偶者からの慰謝料請求です。

配偶者は、もう一方の配偶者が不倫をしたら慰謝料を請求することができます。

なぜなら、不倫が夫婦仲に悪影響を及ぼし、配偶者の利益を侵害することになるためです。

１－２　リスク２：不倫相手からの慰謝料請求

不倫で既婚隠しが発覚した際のリスク２つ目は、不倫相手からの慰謝料請求です。

不倫相手は、既婚者に対して慰謝料請求できる場合があるとされています。

なぜなら、既婚隠しによって、不倫相手は付き合う相手を自由に選ぶ権利が侵害されるためです。

そのため、不倫で既婚隠しが発覚すると、不倫相手から慰謝料請求されることがあります。

しかし、不倫相手からの慰謝料請求には、既婚者側に悪質性のあることが必要とされています。

例えば、不倫相手が勘違いしたことに付け込み不倫を繰り返していた場合には、悪質性があると判断されるおそれがあります。

１－３　リスク３：不倫トラブルに巻き込まれる

不倫で既婚隠しが発覚した際のリスク３つ目は、不倫トラブルに巻き込まれることです。

不倫は、慰謝料請求だけでなく様々なトラブルへと発展することもあります。

例えば、不倫によるトラブルには以下のものがあります。

不倫トラブルの内容については、以下の記事で詳しく解説しています。

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～既婚を隠して付き合うことは犯罪ではない～

既婚を隠して付き合うことは、慰謝料請求の対象にはなりますが、犯罪にはあたりません。

なぜなら、姦通罪という不倫を処罰する規定がありましたが、男女不平等を理由に廃止されたためです。

そのため、現在では不倫をしても犯罪にはならないのです。

しかし、不倫に関連する行為によって犯罪になることはあります。

例えば、不倫の事実を勤務先の会社にバラすと、名誉棄損罪に問われるおそれがあります。

不倫と犯罪については、以下の記事で詳しく解説しています。

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２章　既婚隠しの付き合いはどこからが不倫になる？

不倫とは、配偶者以外の異性と肉体関係を持つことをいいます。

そのため、肉体関係がない以下のような行為は不倫にあたりません。

しかし、肉体関係がなくても、慰謝料請求は認められることがあります。

なぜなら、肉体関係以外の行為でも、夫婦仲に悪影響を与えることがあるためです。

例えば、以下のような行為は慰謝料請求の対象になることがあります。

そのため、肉体関係がなければ不倫にはあたりませんが、その場合でも慰謝料請求が認められる可能性があります。

３章　既婚隠しは慰謝料金額に影響する？不倫慰謝料の相場

不倫慰謝料請求の相場は、１０万～３００万円程度とされています。

具体的な金額は複数の事情を考慮して決定されますが、既婚隠しは慰謝料を増額する要素として考慮されるおそれがあります。

なぜなら、配偶者の請求との関係では、既婚隠しによって主導的に不倫をしていたと判断されるおそれがあるためです。

他方で、不倫相手の請求との関係では、既婚隠しによってより大きな精神的苦痛を与えるおそれがあるためです。

そのため、既婚を隠して付き合うと、慰謝料の増額要素になってしまう可能性があります。

４章　既婚隠して付き合ってたけどバレて慰謝料請求された際の対処法３つ

既婚を隠していた場合、配偶者と不倫相手の双方から慰謝料請求される可能性があるため、適切に対処していく必要があります。

既婚隠して付き合ってたけどバレて慰謝料請求された際の対処法は以下の３つです。

それでは、各対処法について順番に解説していきます。

４－１　対処法１：誠実に対応する

既婚隠して付き合ってたけどバレて慰謝料請求された際の対処法１つ目は、誠実に対応することです。

慰謝料請求では、請求された後の対応も金額の算定において考慮されます。

例えば、慰謝料請求を無視すると、反省していなかったとして慰謝料が増額されることがあります。

そのため、慰謝料を請求されたら誠実に対応していくことが重要です。

４－２　対処法２：慰謝料の減額交渉をする

既婚隠して付き合ってたけどバレて慰謝料請求された際の対処法２つ目は、慰謝料の減額交渉をすることです。

不倫慰謝料の相場は１０万～３００万円程度で、様々な事情が考慮されるため必ずしも３００万円に近い金額になるわけではありません。

しかし、実際の請求金額は３００万円とされることもあり、相場よりも高い金額が設定されやすくなっています。

そのため、慰謝料が相場よりも高いと感じたら、減額交渉していくことが重要です。

４－３　対処法３：弁護士に相談する

既婚隠して付き合ってたけどバレて慰謝料請求された際の対処法３つ目は、弁護士に相談することです。

内容証明による慰謝料請求には回答期限が付されていることも多く、この期限内に回答することが望ましいです。

しかし、回答期限が短い等、期限内に正確な回答書を作成することが難しいこともあります。

とくに、既婚隠しの場合には、配偶者と不倫相手の双方からの慰謝料請求に対応しなければならず、時間的余裕がないことも考えられます。

そのため、既婚隠しが発覚して慰謝料請求されたら、迅速に対処していくためにも、弁護士に相談することをおすすめします。

５章　慰謝料の減額交渉はリバティ・ベル法律事務所にお任せ

慰謝料の減額交渉については、是非、リバティ・ベル法律事務所にお任せください。

慰謝料の減額交渉については、交渉力の格差が減額金額に大きく影響してきます。

リバティ・ベル法律事務所では、慰謝料の減額交渉について圧倒的な知識とノウハウを蓄積しておりますので、あなたの最善の解決をサポートします。

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慰謝料の減額交渉に悩んでいる方は、一人で抱え込まずにお気軽にご相談ください。

６章　まとめ

今回は、既婚隠しが発覚した際のリスクを説明した上で、慰謝料請求への対処法について解説しました。

この記事の要点をまとめると、以下の通りです。

この記事が、既婚隠して付き合ってたけどバレたらどうなるのか知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。

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