浮気の罪悪感からすぐ振り込むのはNG!適正な慰謝料にする対処法3つ

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弁護士 籾山 善臣

リバティ・ベル法律事務所|神奈川県弁護士会所属
取扱分野は、浮気・不倫問題、離婚問題、労働問題等。
敷居の低い弁護士を目指し、依頼者に寄り添った、クライアントファーストな弁護活動を心掛けている。持ち前のフットワークの軽さにより、スピーディーな対応が可能。

浮気の罪悪感からすぐ振り込むのはNG!適正な慰謝料にする対処法3つ

悩み

浮気の罪悪感をどうすればいいのか知りたいと悩んでいませんか

浮気の罪悪感が強いと、どのように対処するのが正しいか不安になりますよね。

浮気の罪悪感を覚えた場合、適切な判断ができるように心を整理していくことが重要です

なぜなら、浮気によるリスクは罪悪感だけではなく、法的なリスクを伴うこともあるためです。

例えば、浮気によるリスクには以下のようなものがあります。

・慰謝料請求のおそれ
・裁判になるおそれ
・離婚のおそれ

そのため、このようなリスクに対処していくには、まず罪悪感と向き合っていく必要があるのです。

実は、浮気の罪悪感から請求された慰謝料をそのまま支払ってしまい、大きな負担をすることになってしまったという方もいます

というのも、慰謝料の相場は10万円~300万円程度とされていますが、実際に請求される金額は相場よりも高いことが多いためです

この記事を通して、浮気慰謝料請求への適切な対処法について知っていただければと思います。

今回は、浮気の罪悪感によるリスクを説明した上で、慰謝料請求への実践的な対処法について解説していきます。

具体的には、以下の流れで解説していきます。

この記事で分かること

この記事を読めば、浮気の罪悪感との向き合い方がよくわかるはずです。

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1章 浮気の罪悪感に追い詰められやすい人の特徴2つ

浮気の罪悪感を重く感じやすい人には、共通の特徴があります。

浮気の罪悪感に追い詰められやすい人の特徴は以下の2つです。

特徴1:真面目
特徴2:共感性が高い

浮気の罪悪感に追い詰められやすい人の特徴2つ

それでは各特徴について順番に解説していきます。

1-1 特徴1:真面目

浮気の罪悪感に追い詰められやすい人の特徴1つ目は、真面目な人です。

浮気による罪悪感は、真面目な人ほど感じやすいといわれています。

なぜなら、自分の中にある約束事に反した場合、自己批判に陥りやすいためです。

つまり、浮気に対する考え方次第では、罪の意識が強くなりやすいのです。

そのため、真面目な人は浮気の罪悪感に追い詰められやすいといえます。

1-2 特徴2:共感性が高い

浮気の罪悪感に追い詰められやすい人の特徴2つ目は、共感性が高い人です。

共感性とは、他人の感情に対して感情移入する能力のことをいいます。

つまり、共感性が高いと浮気された側に感情移入してしまい、強い悲しみや失望感といった否定的な感情を覚えてしまいます

こうした影響から、共感性が高い人は罪悪感に追い詰められやすいのです。


2章 浮気をしたら別れるべき?浮気の罪悪感を消す方法3つ

浮気の罪悪感に追い詰められてしまったら、まずは心の整理をすることが重要です

なぜなら、心に余裕がないと判断能力に悪影響を及ぼすおそれがあるためです。

そのため、罪悪感が強い場合、すぐに決断すべきではなく一息ついて心を落ち着ける必要があります。

心を整理するための手段としては、罪悪感を消すことが考えられます。

例えば、浮気の罪悪感を消す方法としては以下の3つが挙げられます。

方法1:浮気の事実を受け入れる
方法2:パートナーに尽くす
方法3:生活習慣を整える

浮気をしたら別れるべき?浮気の罪悪感を消す方法3つ

それでは各方法について順番に解説していきます。

2-1 方法1:浮気の事実を受け入れる

浮気の罪悪感を消す方法1つ目は、浮気の事実を受け入れることです。

過去の事実を変えることはできず、浮気をした事実は消えません。

しかし、浮気の事実をどのように捉えるかはその人次第です。

そこで、罪悪感を消すために、浮気の事実を受け入れてしまうのも一つの手段です。

なぜなら、浮気の事実を受け入れることで今後の行動に活かすことができ、考え方を変えるきっかけになるためです。

2-2 方法2:パートナーに尽くす

浮気の罪悪感を消す方法2つ目は、パートナーに尽くすことです。

浮気の罪悪感が強い場合、考えるよりも行動を起こす方が適切な場面もあります。

積極的に罪滅ぼしをすることで、浮気に対する認識が変わり、自己評価も改善される可能性があるためです。

例えば、パートナーの代わり家事をこなしたり、マッサージをするなど、パートナーの生活をサポートすることが考えられます。

2-3 方法3:生活習慣を整える

浮気の罪悪感を消す方法3つ目は、生活習慣を整えることです。

生活習慣と精神状態には関係性があるといわれています。

例えば、良い生活習慣であればそれだけ精神も健康になりやすく、悪い生活習慣であれば精神も不健康になりやすいのです。

そのため、浮気の罪悪感を消す手段として、生活習慣を整えることも有効といえます。

生活習慣を整えるには、まず以下の事項を意識してみるといいでしょう。

・睡眠時間を十分にとる(6時間以上)
・決まった時間にバランスの取れた食事をとる
・適度に運動をする
・飲酒や喫煙を控える等
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3章 罪悪感だけじゃない!浮気によるリスク3つ

浮気をすると、罪悪感だけでなく法的なリスクが発生することもあります。

浮気によるリスクは以下の3つです。

リスク1:慰謝料請求のおそれ
リスク2:裁判になるおそれ
リスク3:離婚のおそれ

罪悪感だけじゃない!浮気によるリスク3つ

それでは各リスクについて順番に解説していきます。

3-1 リスク1:慰謝料請求のおそれ

浮気によるリスク1つ目は、慰謝料請求のおそれがあることです。

浮気(不倫)は、慰謝料請求の対象になるとされています。

なぜなら、浮気は夫婦の関係を悪化させ、関係崩壊の危機に追い込んでしまうためです。

ここでいう浮気は肉体関係があるものを意味しますが、肉体関係がないからといって油断は禁物です。

肉体関係がなくても、普通よりも親密な交際をしていた場合には慰謝料請求できることがあるとされているためです

例えば、キスやハグをしていた場合や、恋愛感情が書かれた手紙やメールをやり取りしていた場合には、普通よりも親密だったと判断されることがあります。

3-2 リスク2:裁判になるおそれ

浮気によるリスク2つ目は、裁判になるおそれがあることです。

浮気慰謝料請求は、話し合いで解決することもありますが、話し合いがまとまらなければ裁判になることもあります。

例えば、双方がまったく譲歩しない場合や、感情的な対立が強く相手方が交渉に応じない姿勢の場合には裁判になりやすいです

不倫裁判の流れは、以下の記事で詳しく解説しています。

3-3 リスク3:離婚のおそれ

浮気によるリスク3つ目は、離婚のおそれがあることです。

法律では、離婚ができる理由として浮気が挙げられています。

そのため、浮気をすると、配偶者から離婚を請求されるおそれがあるのです。

しかし、離婚と慰謝料請求は二者択一ではなく、浮気があればどちらもできるとされています

特に、慰謝料請求は離婚した場合に高額になりやすく、300万円程度になることもあるのです

浮気の慰謝料相場については、以下の記事で詳しく解説しています。


4章 罪悪感からすぐに振り込むのはNG!浮気慰謝料請求への対処法3つ

浮気の慰謝料を適正な範囲で抑えるには、有効な対処法を知っておくことが重要です

浮気慰謝料請求への対処法としては、以下の3つが挙げられます。

行動1:真摯に話し謝罪する
行動2:適正な金額を支払えるよう努力する
行動3:弁護士に相談する

浮気慰謝料請求への対処法3つ

それでは各対処法について順番に解説していきます。

4-1 行動1:真摯に話し謝罪する

浮気慰謝料請求への対処法1つ目は、真摯に謝罪することです。

慰謝料の金額には、不倫発覚後の行動が影響してくることもあります。

特に、罪悪感を覚えたのなら具体的な行動に移していくことが重要です。

なぜなら、浮気を反省していても、相手に伝わらなければ円満な解決は難しいためです

例えば、罪悪感から浮気を反省し真摯に謝罪すれば、請求者の被害感情が和らぎ慰謝料の判断にも影響してくることがあります。

そのため、浮気で罪悪感を覚えたなら、真摯に話し謝罪をすることが適切な場面もあるのです。

適切な謝罪の方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

4-2 行動2:適正な金額を支払えるよう努力する

浮気慰謝料請求への対処法2つ目は、適正な金額を支払えるよう努力することです。

浮気に罪悪感を覚えているケースでは、請求された金額をすぐに支払ってしまう方もいます。

しかし、慰謝料をそのまま支払えば迅速に解決できますが、後で後悔してしまうリスクがあります。

浮気慰謝料請求の相場は10万円~300万円程度ですが、実際の請求金額は、相場よりも高い金額が設定されやすい傾向にあります

後から支払った金額が相場よりも高かったことに気づき、「減額交渉しておけばよかった」と後悔する方も少なくないのです。

そのため、罪悪感が強い場合でも、適正な金額を支払うよう減額交渉などの努力をしていくことが重要です。

4-3 行動3:弁護士に相談する

浮気慰謝料請求への対処法3つ目は、弁護士に相談することです。

浮気慰謝料請求では、請求金額が相場よりも高い場合には減額交渉が重要になります。

減額交渉では、法的な知識や経験が最終的な金額に影響しやすく、高い専門性が求められることもあります

また、浮気の罪悪感に悩む方の中には、相手方と直接のやり取りを避けたいと考える方もいます。

こうしたケースでは、弁護士に依頼して間接的にやり取りを行うことが有効な場面もあるのです。

そのため、浮気の慰謝料請求をされた場合、特に相手方が弁護士を立てている場合には、弁護士に相談することをおすすめします

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5章 慰謝料の減額交渉はリバティ・ベル法律事務所にお任せ

慰謝料の減額交渉については、是非、リバティ・ベル法律事務所にお任せください。

慰謝料の減額交渉については、交渉力の格差が減額金額に大きく影響してきます

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慰謝料の減額交渉に悩んでいる方は、一人で抱え込まずにお気軽にご相談ください。


6章 まとめ

今回は、浮気の罪悪感によるリスクを説明した上で、慰謝料請求への実践的な対処法について解説しました。

この記事の要点をまとめると、以下の通りです。

まとめ

・浮気の罪悪感に追い詰められやすい人の特徴は以下の2つです。
特徴1:真面目な性格
特徴2:共感性が高い人

・浮気をしたら別れるべき?浮気の罪悪感を消す方法は以下の3つです。
方法1:浮気の事実を受け入れる
方法2:パートナーに尽くす
方法3:生活習慣を整える

・浮気によるリスクは罪悪感の他に以下の3つがあります。
リスク1:慰謝料請求のおそれ
リスク2:裁判になるおそれ
リスク3:離婚のおそれ

・浮気慰謝料請求への対処法は以下の3つです。
行動1:真摯に話し謝罪する
行動2:適正な金額を支払えるよう努力する
行動3:弁護士に相談する
この記事が、浮気の罪悪感をどうすればいいのか知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。

以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。

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