主婦が不倫する6つの動機!バレてしまう原因と慰謝料請求への対処法

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弁護士 籾山 善臣

リバティ・ベル法律事務所|神奈川県弁護士会所属
取扱分野は、浮気・不倫問題、離婚問題、労働問題等。
【連載・執筆等】幻冬舎ゴールドオンライン、ちょこ弁|ちょこっと弁護士Q&A他
【取材実績】東京新聞2022年6月5日朝刊、毎日新聞 2023年8月1日朝刊、週刊女性2024年9月10日号、区民ニュース2023年8月21日

夫がいるものの他の人と不倫をしてしまったという悩みを抱えていませんか

一時の気の迷いで不倫をしてしまったことに後悔をしている方も多いですよね。

不倫をした場合には、慰謝料を請求される可能性があるほか、離婚の請求をされることがあります

結婚をした後でも、恋愛がしたくなる方は多くいて、実際に不倫をする方は3割程度とされています。

昨今ではマッチングアプリが普及したことで出会いの幅も広がり、誘惑が強いことも拍車をかけているかもしれません。

しかし、主婦が不倫をした場合のリスクは大きく、非常に危険です

不倫は、民法上は不法行為(民法709条)として扱われるので、被害者は損害賠償を請求することができます。

慰謝料請求の相場は10~300万円程度とされていますが、家事に専念している主婦が全額払いきることは難しいといえるでしょう。

また、不倫は「不貞な行為」(民法770条1項1号)として離婚事由に該当するので、被害者は離婚を請求することもできるのです。

主婦が離婚した場合、その後の生計を維持するには仕事に就かなければならず、大きな負担がかかることは容易に想像することができます。

そのため、不倫によって本当に大切なものを失わないためにも、不倫をしないための対処法を事前に知っておく必要があります

また、万が一、不倫をしてしまい法的なトラブルになった場合でも、焦ってはいけません。

弁護士に相談し、冷静に対処することで、早期にトラブルを解決できる可能性があります

今回は、主婦の不倫について詳しく解説していきます。

具体的には、以下の流れで説明していきます。

この記事を読めば、主婦の不倫についてよくわかるはずです。

目次

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不倫慰謝料を請求したい方へ

1章 主婦が不倫(浮気)する動機6つ

主婦が不倫をする動機には様々なものがあります。

ここでは、主婦が不倫する動機をを簡単にご紹介していきます。

動機1:恋愛が好きだから
動機2:夫に不満があるから
動機3:健康を保ちたいから
動機4:家事などによるストレス発散をしたいから
動機5:女性として見られたいから
動機6:周りが不倫をしているから

それでは各動機について順番に紹介していきます。

1-1 動機1:恋愛が好きだから

主婦が不倫する動機の1つ目は、恋愛が好きだからです

主婦の場合、夫と日常生活を共にしているので、夫のいる状況に慣れてしまいます。

夫に対するときめきが鈍くなってしまい、毎日が物足りなくなってしまうのでしょう。

繰り返される毎日から脱出して、次第に、燃えるような恋愛で退屈しない日々を送りたいと考えるようになってしまいます。

その結果、刺激を求めて不倫に走ってしまうのです。

1-2 動機2:夫に不満があるから

主婦が不倫する動機の2つ目は、夫に不満があるからです

現在の日本においては、3人に1人が離婚するといわれており、夫婦ごとに離婚の理由は様々です(※参考:厚生労働省「離婚に関する統計」)。

妻からの離婚理由として最も多いのは、性格の不一致が挙げられており、約4割が離婚理由としています(※参考:厚生労働省「離婚に関する統計」の概況)。

気が合わないと夫婦間のコミュニケーションも希薄になり、徐々に心的な距離も遠くなってしまうでしょう。

最終的には身体的な距離も離れてしまい、不倫に走ってしまうのです。

1-3 動機3:健康を保ちたいから

主婦が不倫する動機の3つ目は、健康を保ちたいからです。

恋愛をすると恋愛ホルモンが分泌されるといわれています。

具体的には、以下のようなホルモンが挙げられます。

・エストロゲン
・エンドルフィン
・フェニルエチルアミン

中でも、エストロゲンとエンドルフィンは、魅力アップや幸福感を与えるといった良い影響をもたらします

美容の維持に敏感な主婦の方は、健康を保つためにも不倫に走ってしまうのです。

1-4 動機4:家事などによるストレス発散をしたいから

主婦が不倫する動機の4つ目は、家事などによるストレスを発散したいからです

主婦が担当することになる家事は、想像以上に肉体労働を強いられます。

例えば、料理に着目してみると、作るものにもよりますが腕に痛みを覚えることもあるでしょう。

家事は非常に大変なことから、一部でも夫に負担してほしいものです。

しかし、妻が家事を9割以上負担している家庭が多く、そういった主婦の願望は叶えられていない現状にあることが分かります(※参考:男性の家事・育児参加に関する実態調査2019)。

家事を負担してもらいたいけど、仕事に行ってもらってるから頼みにくいという方もいるでしょう。

そういったもどかしさから家事にストレスを覚え、不倫に走ってしまっているのです。

1-5 動機5:女性として見られたいから

主婦が不倫する動機の5つ目は、女性として見られたいからです

結婚をした後、妻に対する態度が変化する夫もいます。

恋人から家族へと変遷する過程で、夫の心境にも変化の影響が及んでしまうためです。

しかし、妻からしたら結婚前は褒めてくれていたのに、結婚した途端何も言われなくなってしまうと不安に感じてしまうでしょう。

女性として褒めてくれるパート先の異性などに惹かれてしまい、不倫に走ってしまうのです。

1-6 動機6:周りが不倫をしているから

主婦が不倫する動機の6つ目は、周りも不倫をしているからです

社会心理学には、リスキーシフトというものがあります。

リスキーシフトとは、特定の集団に構成員として所属しているとリスクの高い行動をとりやすくなってしまうというものです。

不倫をしている主婦の集団に所属していると、周りの主婦に感化されて不倫に走りやすくなるでしょう。

周りが不倫をしている場合は、不倫に対する罪悪感が薄れてしまうのです。

~不倫しがちな主婦の特徴~

主婦と一口にいっても、その性格や言動は十人十色です。

しかし、不倫しがちな主婦には、少なからず共通点があります。

以下のような特徴がある主婦の方は、不倫に走ってしまいがちなので注意が必要です。
・寂しがり
・流されやすい
・結婚前はモテていたこれらの特徴をもつ主婦の方は、周りの影響を受けやすく恋愛に対する期待が強い傾向にあります。

強く押されてしまうと誘惑に負けてしまうおそれが高いのです。


2章 主婦の不倫がバレてしまう原因3つ

不倫は、心の機微や普段のちょっとした行動の変化など、些細なことからバレてしまいます。

ここでは、主婦の不倫がバレてしまう原因を簡単に解説していきます。

原因1:雰囲気が変わった
原因2:外出が多くなった
原因3:スマホやSNSなど

それでは各原因について順番に説明していきます。

2-1 原因1:雰囲気が変わった

主婦の不倫がバレてしまう原因の1つ目は、雰囲気が変わったことです。

不倫を疑い始めた場合、夫は主婦の変化を見逃しません。

例えば、不倫相手と会った日は機嫌がよく、不倫相手と会えない日は機嫌が悪い場合、夫はあなたに不信感を募らせてしまいます。

変化があるとすぐに不倫と結びつけてしまうためです。

そのため、不倫によってあなたの雰囲気が変化した場合、不倫がバレる原因となってしまうでしょう。

2-2 原因2:外出が多くなった

主婦の不倫がバレてしまう原因の2つ目は、外出が多くなったことです。

主婦の場合、家事をしたら後は家でのんびり過ごすという方も多くいるでしょう。

普段から家で過ごしている場合、外出が増えたことを契機に不倫を疑われてしまうかもしれません。

突然の行動の変化によってあなたの外出理由を推測することになるためです。

しかし、普段から外出している方でも油断することはできません

例えば、外出の際には友人と遊びにいくと伝えていた場合、友人の名前を出さないなど伝える内容が薄まることで不倫を疑われてしまうのです。

そのため、要件不明の外出が増えると、不倫がバレる原因となってしまうでしょう。

2-3 原因3:スマホやSNSなど

主婦の不倫がバレてしまう原因の3つ目は、スマホやSNSなどです。

スマホの扱い方が変わった場合、不倫を疑われてしまうおそれがあります。

例えば、普段は机の上に置いていたのに、不倫を始めてからは肌身離さず持っていたりする場合は、あなたに不信感をもつ発端となってしまうでしょう。

他にも、スマホを見る時間が増えたなど、通信機器であるスマホの扱い方の変化で見抜かれてしまうことがあるようです。

また、注意すべきなのはSNSです。

SNSは多くの方が匿名で利用されてますが、位置情報を参照するものについては不倫がバレるリスクが高いです。

例えば、twitterでは、位置情報を参照して近い人におすすめユーザーとして表示する機能があります。

不倫に関する投稿をしていると、アカウントが見つかり芋づる式に不倫までバレてしまうことがあるでしょう。

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3章 主婦の不倫がバレた場合に生じる法的リスク3つ

不倫がバレた場合、法的なリスクが発生してしまいます。

最悪の場合、財産を差し押さえられてしまうなど、予期しない結果となってしまうこともあるでしょう。

ここでは、主婦の不倫がバレた場合に生じる法的なリスクを詳しく解説していきます。

リスク1:慰謝料を請求されるおそれ
リスク2:離婚を請求されるおそれ
リスク3:子どもの親権を取られるおそれ

それでは各リスクについて順番に解説していきます。

3-1 リスク1:慰謝料を請求されるおそれ

主婦の不倫がバレた場合に生じる法的リスクの1つ目は、慰謝料を請求されるおそれがあることです。

不倫は、民法上は不法行為としての性質を有していることから、被害者は不倫当事者に対して慰謝料を請求することができます。

慰謝料の請求は、口頭やメールでの請求など色んな方法がありますが、内容証明郵便が届いた場合には注意が必要です。

内容証明郵便は書面の内容が証拠となるので、裁判まで念頭に置いた請求方法となるためです。

慰謝料の請求は当事者間の話し合いで解決することが多いですが、話し合いで解決できない場合は裁判までもつれ込むこともあります

裁判で敗訴した場合、判決で慰謝料の支払を命じられることになるでしょう。

判決で命じられた慰謝料を払わない又は払えない場合は、財産を差し押さえられてしまうリスクがあります

慰謝料を支払えない場合については、以下の記事で詳しく解説しています。

3-2 リスク2:離婚を請求されるおそれ

主婦の不倫がバレた場合に生じる法的リスクの2つ目は、離婚を請求されるおそれがあることです。

不倫は、法律上の用語では不貞行為といわれています。

不貞行為は、「不貞な行為」(民法770条1項1号)として離婚事由にあたり、被害者は離婚を請求することができるのです。

離婚をする場合、夫婦が協力して得た財産を、財産分与で分割することになります(民法771条、768条1項)。

財産分与の対象とならない特有財産については、以下の記事で詳しく解説しています。

3-3 リスク3:子どもの親権を取られるおそれ

主婦の不倫がバレた場合に生じる法的リスクの3つ目は、子どもの親権を取られるおそれがあることです。

不倫を原因として離婚することになった場合、子どもの親権を協議で定め(民法819条1項)、協議が整わなければ裁判所が親権者を定めることになります(民法819条2項)。

主婦の不倫が原因で離婚した場合、夫側は妻に子どもを任せておくことはできないとして、親権を争ってくることがあります。

確かに、不倫をした主婦でも子どもの親権を取ることができる場合があります

ただし、絶対ではなく、子どもを育てていく環境としてふさわしくないと判断されてしまった場合には、親権を獲得できないこととなるリスクもあるのです

裁判で親権者を定める場合、子の利益について以下のような事情を考慮して判断することになるためです。

・子どもの年齢や性別
・子どもの意思
・子どもの監護状況
・離婚後の居住環境
・監護継続の有無
・仕事内容や勤務時間
・親の年齢、性別、性格など

4章 不倫した主婦の実体験3選

ここでは、不倫した主婦の実体験をご紹介します。

実体験1:慰謝料請求されて生活苦となった主婦
実体験2:不倫によって何もかもを失った主婦
実体験3:不倫がバレてうつ病になってしまった主婦

それでは各実体験について順番に紹介していきます。

4-1 実体験1:慰謝料請求されて生活苦となった主婦

不倫した主婦の実体験1つ目は、慰謝料請求されて生活苦となった主婦です。

ある主婦は、パートで会社の事務作業をしていたところ、新卒の男性が同じ会社に入社してきました。

主婦は、歓迎会で新卒の男性に口説かれるがまま誘いに乗ってしまい、どんどん不倫にのめり込んでしまいました。

不倫をしている間は女性として見られることに幸せを感じ、その後も幾度となく不倫をしてしまったのです。

夫は行動に変化が見られる主婦に不信感を抱いたことから、探偵を用いて調べたところ不倫の証拠がでてきてしまいました。

夫は、主婦に対して慰謝料200万円を請求したうえで、離婚を申し出てきました

しかし、耐え難い苦痛が待っていたのはその後でした。

主婦は月7万のパートをしていたにすぎず、慰謝料どころか住むところをみつけるのにすら苦労をしました。

結局、主婦は自己破産もできないまま、友人の家で借金を返済するまで生活苦を受け続けることとなったのです

以下の記事では、不倫に対する後悔と、夫に対する心持ちが鮮明に表現されていますので、気になった方は読んでみて下さい。
(※参考:パート主婦の不倫離婚|慰謝料の生活苦では自己破産できない理由)

4-2 実体験2:不倫によって何もかもを失った主婦

不倫した主婦の実体験2つ目は、不倫によって何もかもを失った主婦です。

主婦は、安定した毎日に退屈さを覚えてしまい、出来心で不倫をしてしまいます。

しかし、些細なきっかけから夫に不倫がバレてしまうのです。

夫は主婦の不倫に激怒し、責任を取らせるべく慰謝料を請求したうえで、離婚まで請求してきました

主婦は自らがした不倫によって夫が怒っていることから、これを受け入れるほかなく、言われるがままになっていました。

その結果、主婦は家を出ることになり、残ったのは財産分与で得た数年分の財産しか有りません

社会的には専業主婦は職歴として扱われるものではなく、主婦は社会の厳しさを知ることとなるのでした。

以下の記事では、主婦のリスクを求めてしまったことへの悔悟が綴られています、気になった方は是非読んでみて下さい。
(※参考:不倫なんてしなきゃよかった……何もかもを失った体験談)

4-3 実体験3:不倫がバレてうつ病になってしまった主婦

不倫した主婦の実体験3つ目は、不倫がバレてうつ病になってしまった主婦です。

主婦は、夫と結婚した後は、仕事を退職して円満な家庭生活を送っていました。

主婦は会社に勤めていた時期は、上司とランチに行くことが多く、今まではあくまでも仕事上の関係を保っていました。

しかし、主婦は、久しぶりに話した上司にときめいてしまったのです。

そこからは歯止めがかからなくなり、徐々にエスカレートしてしまいます。

主婦は、上司への気持ちを抑えることができず、夫に離婚を切り出します。

決意したのも束の間、夫は不倫に気づき上司に対して慰謝料の請求をしました

これによって上司と主婦の関係も壊れてしまい、主婦は大切な人たちを一気に失ってしまったのです。

さらに、離婚後に夫からLINEで届いたメッセージには、主婦のことを許さないとのメッセージがきました。

主婦は、これに答える元気もなく、精神的な疲弊がたたってうつ病になってしまいました

以下の記事では、大切な人を失ってしまった主婦の気持ちが詳細に表現されていますので、気になった方は是非読んでみて下さい。
(※参考:【体験談】不倫で全てを失った主婦)

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5章 主婦が不倫をしたくなった場合の対処法3つ

既婚者である主婦が不倫をすることは、非常にリスクの高い行為といえます。

不倫は一時的な満足感をもたらしますが、あなたの平和な生活を壊してしまうことがあるためです。

ここでは、不倫を思いとどまるためにも、不倫をしたくなった場合の事前の対処法を一緒に確認していきましょう。

対処法1:家族を思い出す
対処法2:不倫した場合のリスクを考える
対処法3:肉体関係だけはもたずに適切な距離感を保つ

それでは各対処法について順番に見ていきます。

5-1 対処法1:家族のことを思い出す

主婦が不倫をしたくなった場合の対処法1つ目は、家族を思い出すことです。

不倫によって家庭が崩壊してしまった場合、あなただけでなく夫や子どもも酷く苦しむことでしょう。

特に、子どもの心身を健全に育んでいくには、円満な家庭環境が必要となります。

子どもは感受性が高く、夫婦の険悪の雰囲気に当てられてしまうと、心身に悪影響を受けやすいのです。

そのため、不倫をしたくなった場合は、まず家族のことを思い出して冷静になることが重要といえます。

5-2 対処法2:不倫した場合のリスクを考える

主婦が不倫をしたくなった場合の対処法2つ目は、不倫をした場合のリスクを考えることです。

不倫をした場合、慰謝料の請求をされたり、離婚を請求されるなどの法的なリスクが生じるでしょう。

慰謝料の相場は、家事に専念していた主婦からすれば決して安いものではなく、10~300万円程度とされています。

また、離婚を請求された場合、慰謝料の他に財産分与などであなたが離婚後に有する財産は少なくなってしまいます。

不倫後に同居を継続することは難しいでしょうし、生計を維持するには仕事に就かなければなりません。

不倫によって家族だけでなく、安定していた生活までも失われてしまうのです

他にも、法的なリスク以外としては以下のようなものがあります。

・不倫の噂が広がるおそれ
・親族との仲が悪くなるおそれ
・不倫を理由に脅されるおそれ
・引っ越しを求められるおそれ
・パート先に不倫がバラされるおそれ

そのため、不倫をしたくなった場合、事前にしっかりとリスクを認識することが重要となるでしょう。

5-3 対処法3:肉体関係はもたずに適切な距離感を保つ

主婦が不倫をしたくなった場合の対処法3つ目は、肉体関係はもたずに適切な距離感を保つことです。

不倫は、法律用語では不貞行為といわれますが、不貞行為が認められるには原則として肉体関係が必要となります。

裏を返せば、肉体関係をもたずに適切な距離を保っていれば、不貞行為にはならないのです。

例えば、日が沈まぬうちに2人で短時間の食事をしていただけのような場合などは、不貞行為になりにくいでしょう。

しかし、不貞行為の判断は、行為中の写真など直接的な証拠がない場合は、事情を総合的に考慮して当事者の親密さから肉体関係を推認していくことになります。

つまり、2人きりで長時間どちらかの家に滞在していたり、行為を疑わせるようなSNSのやり取りなどの証拠があれば不貞行為が認定されることもあるのです。

そのため、肉体関係をもたないことに加えて、異性との適切な距離感を把握してその距離を保つことが重要となるのです。


6章 万が一主婦の不倫がバレてしまった場合は弁護士と相談を

万が一不倫がバレてしまった場合、弁護士に相談することをおすすめします

不倫はデリケートな問題なので、些細な発言でもトラブルが拡大しやすく、冷静な対処を心掛ける必要があります。

特に、不倫発覚直後の夫婦は感情的になりやすく、その場の勢いで発言しがちです。

何気ない一言で感情的な対立が深まってしまい、裁判にまで至ってしまうといったこともあるのです。

しかし、第三者である弁護士であれば、相手方も比較的冷静になりやすいでしょう。

そのため、不倫がバレてしまった場合は、まず弁護士に相談して冷静な対処法を検討することが望ましいといえます。

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8章 まとめ

今回は、主婦の不倫について解説しました。

この記事の要点を簡単に整理すると以下のとおりです。

まとめ

・主婦が不倫(浮気)する動機は以下の6つです。
動機1:恋愛が好きだから
動機2:夫に不満があるから
動機3:健康を保ちたいから
動機4:家事などによるストレス発散をしたいから
動機5:女性として見られたいから
動機6:周りが不倫をしているから

・不倫しがちな主婦の特徴は以下の3つです。
特徴1:寂しがり
特徴2:流されやすい
特徴3:結婚前はモテていた

・主婦の不倫がバレてしまう原因は以下の3つです。
原因1:雰囲気が変わった
原因2:外出が多くなった
原因3:スマホやSNSなど

・主婦の不倫がバレた場合に生じる法的リスクは以下の3つです。
リスク1:慰謝料を請求されるおそれ
リスク2:離婚を請求されるおそれ
リスク3:子どもの親権を取られるおそれ

・不倫した主婦の実体験は以下の3つです。
実体験1:慰謝料請求されて生活苦になった主婦
実体験2:不倫によって何もかも失った主婦
実体験3:不倫がバレてうつ病になってしまった主婦

・主婦が不倫をしたくなった場合の対処法は以下の3つです。
対処法1:家族を思い出す
対処法2:不倫した場合のリスクを考える
対処法3:肉体関係だけはもたずに適切な距離感を保つ

・万が一主婦の不倫がバレてしまった場合は弁護士と相談を

この記事が、主婦の不倫について知りたいと悩んでいる方の助けになれば幸いです。

以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。

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