YouTubeのコミュニティガイドラインに違反しないためには、どうすればいいのか悩んでいませんか?
大切に運営しているチャンネルであればあるほど、ペナルティを受けることに不安を感じてしまいますよね。
YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項とは、ユーザーがYouTubeを楽しく利用できるように定められたルールのことです。
禁止事項としては、「スパムと欺罔行為」、「デリケートなコンテンツ」、「暴力的または危険なコンテンツ」、「規制品」、「誤った情報」の5つです。
YouTubeのコミュニティガイドラインに違反すると違反警告が発出されることになり、ペナルティが課され、繰り返すとチャンネルは永久に削除される可能性があります。
YouTubeのコミュニティガイドラインの違反警告を受けた際には、コンテンツに違反がないかを確認する、違反警告が誤っていたら再審査請求を行うなどの対処をすることになります。
実は、四半期に300万チャンネル以上がコミュニティガイドライン違反により削除されており、削除理由の8割は「スパム、誤解を招く表現、詐欺」とされています(2024年4月~2024年6月)。
この記事をとおして、YouTubeチャンネルを運用するにあたり守らなければいけないガイドラインを知っていただければ幸いです。
今回は、YouTubeの禁止事項5つを説明したうえで、コミュニティガイドラインに違反するとどうなるかを解説していきます。
具体的には、以下の流れで説明していきます。
この記事を読めば、YouTubeチャンネルを運用する際に禁止されている事項がよくわかるはずです。
目次
1章 YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項とは
YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項とは、ユーザーがYouTubeを楽しく利用できるように定められたルールのことです。
YouTubeを利用するということは、世界中の人々が集まるコミュニティに参加することでもあるため、さまざまなガイドラインが設けられているのです。
YouTubeのコミュニティガイドラインについて正確な内容は、以下のページから確認することができます。
YouTube のコミュニティ ガイドライン – YouTube ヘルプ (google.com)
YouTubeチャンネルを運用してコンテンツをアップロードしていくにあたっては、コミュニティガイドラインを遵守するように注意しましょう。
2章 YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項5つ
YouTubeのコミュニティガイドラインでは、5つの禁止事項が明記されています。
この5つがすべての禁止事項を網羅しているというわけではありませんが、YouTubeのガイドラインを知るうえで有用です。
具体的には、YouTubeのコミュニティガイドラインで禁止事項とされているのは、以下の5つです。
禁止事項2:デリケートなコンテンツ
禁止事項3:暴力的または危険なコンテンツ
禁止事項4:規制品
禁止事項5:誤った情報
それでは、これらの禁止事項について順番に説明していきます。
2-1 禁止事項1:スパムと欺瞞行為
YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項の1つ目は、スパムと欺罔行為です。
YouTubeは信頼の上に成り立つコミュニティであるためです。
例えば、YouTubeでは、他のユーザーに誤解を与えたり、詐欺、スパム、不正を行ったりすることを目的としたコンテンツは、ガイドラインに違反することになります。
2-1-1 スパム、欺瞞行為、詐欺に関するポリシー
スパム、欺瞞行為、詐欺に関するポリシーにおいては、以下の内容が禁止される旨等が記載されています。
同じ内容を繰り返す動画や不特定多数に向けたコンテンツで、他のサイトへの誘導や不正な行為を行うもの。
誤解を招くメタデータやサムネイル
タイトルやサムネイルで誤解を招く内容。
詐欺
現金や一攫千金を提供するコンテンツやピラミッド商法の勧誘。
インセンティブスパム
視聴回数、高評価、コメントなど YouTube のエンゲージメント指標を販売するコンテンツ
コメントスパム
個人情報の収集や不正行為を目的とするコメント。
コメントの繰り返し
同じ内容のコメントを大量に投稿すること。
サードパーティのコンテンツ
不正なサードパーティコンテンツを含むライブ配信の未修正。
2-1-2 なりすましに関するポリシー
なりすましに関するポリシーにおいては、以下の内容が禁止される旨が記載されています。
他の誰かのチャンネルに見えるように、そのチャンネルのプロフィール、背景、または全体的なデザインをコピーしたチャンネル(別のチャンネルをコピーするという意図が明確であれば、チャンネルが完全に同一でなくてもこれに該当します)。
個人のなりすまし
別人が投稿しているように見せることを意図したコンテンツ。
2-1-3 外部リンクに関するポリシー
外部リンクに関するポリシーにおいては、コミュニティガイドラインに違反するコンテンツに誘導するリンクを投稿することが禁止されています。
例えば、以下に関するリンクなどが制限されています。
ポルノサイト、マルウェアをインストールするサイトやアプリ、個人情報を詐取するフィッシングサイトへのリンク。
不正アクセス
有料コンテンツやソフトウェアに不正アクセスするためのリンク。
テロ関連
テロ組織への寄付や勧誘を促すサイトへのリンク。
児童虐待
児童への性的虐待の画像を含むサイトへのリンク。
規制対象商品の販売
規制されている商品を販売するサイトへのリンク。
ヘイト、嫌がらせ、暴力
ヘイトスピーチや暴力を促すコンテンツへのリンク。
医学的誤情報
新型コロナウイルスに関する医学的に誤った情報を広めるリンク。
誤解を招く、虚偽的なコンテンツ
誤解を招いたり、民主的な手続きを妨害したりする可能性のあるコンテンツへのリンク。
暴力的な攻撃者の声明
外部サイトに暴力的な攻撃者の声明を含むリンク。
2-1-4 虚偽のエンゲージメントに関するポリシー
虚偽のエンゲージメントに関するポリシーにおいては、以下の内容が禁止される旨が記載されています。
視聴回数、高評価数、チャンネル登録者数を人工的に増やすためのサードパーティサービスのリンクや宣伝。
不正操作の促進
視聴回数やチャンネル登録者数を不正に操作するウェブサイトやサービスの宣伝を含むコンテンツ。
Sub4Sub
自分のチャンネル登録を条件に、他のチャンネルの登録を提案する行為。
サービス購入の宣伝
視聴回数を購入するクリエイターを紹介するコンテンツ。
2-1-5 再生リストに関するポリシー
再生リストに関するポリシーにおいては、以下に該当する再生リストの投稿が禁止される旨が記載されています。
ポルノや不快な画像を含むサムネイル、タイトル、説明を使用した再生リスト。
誤解を招く再生リスト
実際には含まれていない動画が視聴できるように見せかけるタイトルや説明。
性的満足・暴力助長動画を集めた再生リスト
個々の動画は違反していなくても、性的満足を目的とした内容や、暴力を助長・美化するコンテンツを集めた再生リスト。
削除された動画を含む再生リスト
ガイドライン違反で削除された動画が含まれる場合、その動画を削除または報告する必要がある。
未成年に対する虐待を描写する再生リスト
未成年の身体的、性的、感情的虐待を描写する内容を含む再生リスト。
2-1-6 その他のポリシー
その他のポリシーにおいては、以下の内容が禁止される旨が記載されています。
他のユーザーにYouTubeの規約違反を促すコンテンツは削除され、アカウントは処罰される可能性があります。場合によってはアカウント停止もあり得ます。
過去に削除されたコンテンツの再投稿
過去に削除されたコンテンツや、制限を受けている、または停止されたクリエイターのコンテンツを再投稿することは、技術的保護手段の回避と見なされ、動画削除やチャンネルの処分、停止につながる可能性があります。さらに、他の所有するチャンネルにも同様の処分が下されることがあります。
2-2 禁止事項2:デリケートなコンテンツ
YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項の2つ目は、デリケートなコンテンツです。
YouTubeは、視聴者クリエイターの保護、特に未成年者の保護に努めているためです。
例えば、ヌードや性的なコンテンツ、自傷行為などについては、規制がされています。
2-2-1 ヌードと性的なコンテンツに関するポリシー
ヌードと性的なコンテンツに関するポリシーにおいては、以下に該当するコンテンツの投稿が禁止されています。
・ポルノ、性的行為や性的満足を目的としたフェティッシュの描写
2-2-2 サムネイルに関するポリシー
サムネイルに関するポリシーにおいては、以下に該当するサムネイルやその他の画像の投稿が禁止されています。
・性行為、成人向け玩具の使用、性的嗜好またはその他の性的満足を目的とした画像
・ヌード(性器を含む)
・本人の意に反する性的対象化を描写した画像
・ショックや不快感を与えることを目的とした暴力的な画像
・流血や明らかな骨折などの生々しい描写または不快な描写
・下品な言葉や冒とく的な言葉を含む画像
・視聴者を誤解させ、動画に含まれていないものを視聴できると思わせるサムネイル
2-2-3 子どもの安全に関するポリシー
子どもの安全に関するポリシーにおいては、以下のようなコンテンツを投稿することが禁止されています。
・未成年者が危険な行為に関与しているコンテンツや、未成年者に危険な行為を促すコンテンツ
・未成年やファミリーを対象としながら、年齢層に対して不適切なテーマが含まれているコンテンツ
・未成年者が関わるネットいじめや嫌がらせに関するコンテンツ
2-2-4 自殺、自傷行為、摂食障害に関するポリシー
自殺、自傷行為、摂食障害に関するポリシーにおいては、以下のようなコンテンツの投稿が禁止されています。
・自殺、自傷行為、摂食障害それぞれの方法(それらを隠す方法も含む)の解説
・未成年者をターゲットとした、自殺、自傷行為、摂食障害に関連するコンテンツ
・自傷行為の生々しい画像
・自殺者の遺体の映像(ぼかしがかかっていない、または完全に隠されていないもの)
・自殺に至るまでの過程、自殺未遂、自殺からの救助などの映像を十分なコンテキストなしで映した動画
・自殺や自傷行為チャレンジ(例: ブルー ホエール チャレンジ、モモチャレンジなど)を促す、またはその手順を示すコンテンツ
・十分なコンテキストのない自殺の遺書や手紙
・摂食障害のコンテキストで体重を理由にしたいじめを扱うコンテンツ
2-2-5 下品な表現に関するポリシー
下品な表現に関するポリシーにおいては、以下のような表現は違反警告等の対象となる旨が記載されています。
・コンテンツ内での過剰な冒とく的表現の使用
・コンテンツのタイトル、サムネイル、関連付けられたメタデータでの非常に冒とく的な表現や性的なものを暗示する語句の使用
・過度の性的な音声の使用
2-3 禁止事項3:暴力的または危険なコンテンツ
YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項の3つ目は、暴力的または危険なコンテンツです。
例えば、ヘイトスピーチ、搾取行為、暴力的な描写、悪意のある攻撃や、有害で危険な行為を助長するコンテンツについては、禁止されています。
2-3-1 有害または危険なコンテンツに関するポリシー
有害または危険なコンテンツに関するポリシーにおいては、以下のコンテンツが禁止されています。
深刻な危害や死亡につながるおそれがあるコンテンツ等が禁止されています。
武器および兵器に関するコンテンツ
他者を殺したり、深刻な危害を加えたりする方法を視聴者に教えるコンテンツ等が禁止されています。
デジタル セキュリティ コンテンツ
ハッキングや不正アクセスの方法を教えるコンテンツ等が禁止されています。
2-3-2 暴力的で生々しいコンテンツに関するポリシー
暴力的で生々しいコンテンツに関するポリシーにおいては、以下のコンテンツ等が禁止されています。
・動物虐待のコンテンツ
2-3-3 暴力犯罪組織に関するポリシー
暴力犯罪組織に関するポリシーにおいては、以下のコンテンツが禁止されています。
・著名なテロリストや過激主義者、犯罪者を称賛したり記念したりして、暴力行為を助長するコンテンツ
・暴力的な過激主義者や犯罪組織またはテロ組織による暴力行為を称賛または正当化するコンテンツ
・暴力的な過激主義者や犯罪組織またはテロ組織への新メンバーの勧誘を目的としたコンテンツ
・人質をとらえたコンテンツ、または暴力的な過激主義者や犯罪組織またはテロ組織が勧誘、脅迫、恐喝する意図で投稿したコンテンツ
・称賛や宣伝を目的として、暴力的な過激主義者や犯罪組織またはテロ組織の記章、ロゴ、シンボルをとらえたコンテンツ
・学校での発砲事件など、暴力事件を美化または助長するコンテンツ
2-3-4 ヘイトスピーチに関するポリシー
ヘイトスピーチに関するポリシーにおいては、年齢、社会的階層、障がい、民族、性同一性や性表現、国籍、人種、在留資格、宗教、性別 / ジェンダー、性的指向、深刻な暴力を伴う出来事の被害者とその親族、従軍経験に基づき、個人や集団に対する暴力や差別を助長するコンテンツが禁止されています。
2-3-5 ハラスメントやネットいじめに関するポリシー
ハラスメントやネットいじめに関するポリシーにおいては、以下のコンテンツが禁止されています。
・未成年を辱める、欺く、または侮辱することを目的にアップロードされたコンテンツ
2-4 禁止事項4:規制品
YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項の4つ目は、規制品です。
YouTubeでは、一部の商品の販売が禁止されています。
具体的には、以下の2つのポリシーがあります。
2-4-1 違法または規制対象の商品やサービスの販売に関するポリシー
違法または規制対象の商品やサービスの販売に関するポリシーにおいては、アルコールや金融機関情報、偽造文書や偽造通貨、規制薬物、爆発物、臓器、絶滅危惧種、銃器、ニコチン製品、処方箋なしの医薬、性的サービス、無資格の医療サービス、密入国あっせん等の直接販売、リンク、利用促進を目的とするコンテンツが禁止されています。
2-4-2 銃器に関するポリシー
銃器に関するポリシーにおいては、銃器の販売、銃器、弾薬、特定の銃器のアクセサリの作り方や取り付け方の説明を目的とするコンテンツが禁止されています。
2-5 禁止事項5:誤った情報
YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項の5つ目は、誤った情報です。
YouTubeでは、特定の種類の誤解を招くコンテンツまたは虚偽が含まれるコンテンツで、重大な危害を及ぼす可能性のあるものについては、禁止されています。
例えば、有害な治療法の喧伝、技術的に操作された特定の種類のコンテンツ、民主的な手続きを妨害するコンテンツなどです。
2-5-1 誤った情報に関するポリシー
誤った情報に関するポリシーにおいては、以下のコンテンツが禁止されています。
国勢調査に関する時間、場所、方法、資格要件について参加者を誤解させることを目的としたコンテンツ、または国勢調査を著しく妨げる可能性のある虚偽の主張。
改ざんされたコンテンツ
ユーザーの誤解を招くように技術的に操作または改ざんされ(前後関係を無視してクリップを切り抜く以上の操作が多い)、重大な危害を及ぼす可能性のあるコンテンツ。
虚偽のコンテンツ
過去の事象の古い映像を現在の事象のものであると虚偽の主張をすることで、重大な危害を及ぼす可能性のあるコンテンツ。
2-5-2 選挙の誤った情報に関するポリシー
選挙の誤った情報に関するポリシーにおいては、以下のコンテンツが禁止されています。
投票の時間、場所、方法、投票資格の要件について有権者を誤解させることを目的としたコンテンツ、または投票を著しく妨げる可能性のある虚偽の主張。
候補者の適格性
現在の選挙候補者の被選挙権の要件や、現職政府職員の法的な適格性の要件に関して誤った主張を助長させるコンテンツ。年齢、市民権、健康状態など、考慮される適格性要件は適用される国内法に基づきます。
民主的な手続きへの妨害の扇動
投票手続きを邪魔したり干渉したりするような、民主的な手続きに対する妨害行為を他者に促すコンテンツ。
選挙の公正性
過去に行われた政府の長を決める特定の選挙において、広範な不正行為、エラー、不具合が発生したとする誤った主張を助長するコンテンツ。または、そのような選挙で認定された結果が虚偽だと主張するコンテンツ。
2-5-3 医学的に誤った情報に関するポリシー
医学的に誤った情報に関するポリシーにおいては、以下のコンテンツが禁止されています。
YouTube は特定の健康状態の予防または拡大、現在承認および接種されているワクチンの安全性、有効性、成分に関して、衛生機関のガイダンスと矛盾する情報を宣伝するコンテンツ。
治療に関する誤った情報
YouTube は特定の健康状態に対する治療について、衛生機関のガイダンスと矛盾する情報を宣伝するコンテンツ
事実を否定する誤った情報
YouTube は特定の健康状態の存在を否定するコンテンツ
3章 YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項に違反するとどうなる?
YouTubeのコミュニティガイドラインに違反すると違反警告が発出されることになり、ペナルティが課され、繰り返すとチャンネルは永久に削除される可能性があります。
1回目の違反警告を受けると、コンテンツを1週間投稿できなくなる等のペナルティを受けることになります。
90日以内に2回目の違反警告をすると、コンテンツを2週間投稿できなくなります。
更に、90日以内に3回目の違反警告を受けると、チャンネルはYouTubeから永遠に削除されることになります。
ただし、悪質な嫌がらせ行為(搾取行為等)、又は、ガイドラインに違反する行為をすることのみを目的としたチャンネル(スパムアカウント等)は、警告なく削除されることがあります。
実際に削除されたチャンネルについて見てみると、2024年4月から2024年6月までの間に削除されたチャンネルの総数は、326万0974チャンネルとされています。
そして、削除されたチャンネルの80.4%は「スパム、誤解を招く表現、詐欺」となっています。次いで、「児童の安全」が5.0%、「ヌードや性的表現」が4.8%、誤った情報が4.6%です。
(出典:YouTube コミュニティ ガイドラインの 適用について – Google 透明性レポート)
そのため、Youtubeのコミュニティガイドラインに違反してしまうと、頑張って運営してきたチャンネル自体がなくなってしまうリスクもあるため十分に注意しましょう。
4章 YouTubeのコミュニティガイドラインの違反警告を受けた際の対処法2つ
Youtubeのコミュニティガイドラインに違反した際には、多くの場合まずは違反の警告が届きます。
違反の警告が届いた場合にはコミュニティガイドラインに違反している可能性があり、同様のコンテンツのアップロードを繰り返していると前記のペナルティを受けるリスクがあります。
そのため、違反警告を受けたら適切に対処していくことが大切です。
具体的には、YouTubeのコミュニティガイドラインに違反しているとの警告が届いたら以下の2つの対処を行いましょう。
対処法2:違反警告が誤っていたら再審査請求
それでは、順番に説明していきます。
4-1 対処法1:コンテンツに違反がないかを確認
まず対処法の1つ目は、コンテンツに違反がないかを確認することです。
コミュニティガイドラインに照らして、自身のコンテンツに問題がないかを検証していきます。
自身のコンテンツがコミュニティガイドラインに違反していることが分かったら、違反状態を解消するとともに、今後違反しないに注意しましょう。
4-2 対処法2:違反警告が誤っていたら再審査請求
次に対処法の2つ目は、違反警告が誤っていたら再審査請求を行うことです。
コンテンツに違反がないかを確認して、コミュニティガイドラインに違反していなかった場合には再審査請求を行うことが考えられます。
チャンネルが違反警告を誤って受けたと思われる場合には、こちらから再審査請求を行うことができます。
5章 YoutuberやVtuberの相談はリバティ・ベル法律事務所へ
YoutuberやVtuberの方の法律のお悩みに関しては、リバティ・ベル法律事務所にお任せください。
登録者数が数十万人を超えてくるとYoutuberやVtuberであっても、一企業と同じように、多くの法律問題に直面することになります。
リバティ・ベル法律事務所では、YoutuberやVtuberの方が安心して活躍できるよう質の高い法的サービスを提供していくことを目指しています。
YoutuberやVtuberの方でチャンネルの規模が大きくなってきて、相談できる弁護士を探しているという場合には、是非、お気軽にお問い合わせください。
ご相談料金については1時間1万円(消費税別)となっております。
ただし、チャンネルの内容によっては、ご相談をお受けすることができない場合がございます。
6章 まとめ
以上のとおり、今回は、YouTubeの禁止事項5つを説明したうえで、コミュニティガイドラインに違反するとどうなるかを解説しました。
この記事の要点を簡単に整理すると以下のとおりです。
まとめ
・YouTubeのコミュニティガイドラインの禁止事項とは、ユーザーがYouTubeを楽しく利用できるように定められたルールのことです。
・YouTubeのコミュニティガイドラインで禁止事項とされているのは、以下の5つです。
禁止事項1:スパムと欺瞞行為
禁止事項2:デリケートなコンテンツ
禁止事項3:暴力的または危険なコンテンツ
禁止事項4:規制品
禁止事項5:誤った情報
・YouTubeのコミュニティガイドラインに違反すると違反警告が発出されることになり、ペナルティが課され、繰り返すとチャンネルは永久に削除される可能性があります。
・YouTubeのコミュニティガイドラインに違反しているとの警告が届いたら以下の2つの対処を行いましょう。
対処法1:コンテンツに違反がないかを確認
対処法2:違反警告が誤っていたら再審査請求
この記事がYouTubeのコミュニティガイドラインに違反しないようにチャンネルを運用したいと悩んでいるYouTuberやVtuberの方の助けになれば幸いです。
以下の記事も参考になるはずですので読んでみてください。
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